▲「ゴジラ -1.0」、若干のネタバレ感想です。
映画鑑賞前の方は、どうぞ鑑賞後にご覧ください。
「ゴジラ -1.0」に関して、私は安物感というか、予算足りないのでこれくらいになりました、的な映像が全く無かった事に特に感心しました。
CGも見応えありましたし、ハリウッドゴジラに全く引けを取らないように私は思っています。
「シン・ゴジラ」が内容的(世間の評価)にも興行的にも大成功を収めたことを考えると、山崎監督がよく新作ゴジラの監督を引き受けたなあ、などと小心者の私は思ってしまいますが、ご本人としてはものすごく自信と自負と、庵野監督に対する対抗心が有ったのだろうなあ、と勝手に推測しています。
なにやら、男対男の意気地のドラマがありそうです。
最終的な興行収入が「シン・ゴジラ」を上回るかまだわかりませんが、山崎監督を起用したプロデューサーは作品の出来と評価を聞くたびに、プロデューサー冥利に尽きることだろうと思います。
たまたま映画鑑賞当日の朝、「大刀洗平和記念館」に関するYoutube動画を見ておりましたら、館内に展示している「震電」は「東京の映像制作会社が震電の実物大レプリカを作り、記念館が展示している」というコメントが有りました(3:37頃)。
最近そんな映画有ったかなあ、等とぼんやり考えていましたが、実は「ゴジラ -1.0」のために制作されたのだ、ということが映画鑑賞中にわかりました。
展示に関する説明でも「ゴジラ -1.0」はなかったようなので、内容が外部に漏れ出ないように徹底的に情報を秘匿しているようです。
今朝、記念館に電話して聞いたところ、この「震電」の展示は2022年7月からと言うことなので、実写の撮影が随分前に終わっていて、かなり長い間特撮の仕上げをやっていたのだと推測できました。
「映画のですよね?」と聞いたのですが、まだ東宝からのOKが出ていないようで、「今のところ記念館としては何も申し上げることはできない」と秘匿継続中です。