急に思い立って魚沼から群馬まで足を延ばした。
自宅に届いたJRの旅行誌に群馬の「箕輪城」が載っていた・・大河ドラマでは井伊家のサクセスストーリーだが、今は未だ子供の虎松「後の井伊直政」が戦功により家康より与えられた城(砦?)だとか。
行ってみようかと車を走らせたが、それだけで高速は勿体無いので一般道で向かった。
どこまで行けるか分からないので三段構えで、まずは八海山の湧水、二番目は温泉、あわよくば箕輪城。
一般道は信号が有るので、時間当たりの走行距離は約40Kで4時間近く経って法師温泉近くへ・・あわよくばは断念して温泉に浸かることにした。
途中にはコンクリート造りの日帰り温泉が有ったが、目もくれずに木造の温泉に向かった・・コンクリートの温泉なんて近くに有って何時でも行ける。
何時になっても新しくならない?落ち着いた温泉で、余り熱くも無くてのんびりと浮いて来た・・浴槽に丸太が渡っているのでそれを枕にして足は縁に乗せて外の紅葉を眺める。
浴槽から窓越しに眺める秋の紅葉はきっと素晴らしいことだろう・・また訪ねたいものだ。
ここは混浴で、昨日は男ばかりと思ったが、丸太を枕にしていた二人はカップルの様だった・・眼鏡を外しているので側に行くまで気づかなかった。
(茶髪でショートカットなんて何処にでもいるあんちゃんに見えて、一緒に入ったにいちゃんもそんな頭だった))
*外に石碑が有ったのだが、眼鏡のせいか達筆なのか削れているのかよく読めなかったのでネットで検索した。
「妻の背を洗す夫あり 法師の湯」という内村直也の碑だそうだ。
妻とは見えなかった・・雲かなと思い近くの人に聞いたら要では無いかと・・まあ見る人読む人が勝手に解釈するのも面白いもの。
法師の湯、窓からの一番はこの石碑かな。
何文字かをカットすれば五七五になりそう・・まあそんな場所です。