ぐうたらかあさんのなげき

二人の息子は発達障害、家事は嫌いなダメ主婦、そんな母のぐうたらな、でも悩み多き日々・・・

納得できる家を建てるということで思うこと

2018-12-01 13:16:00 | 住宅どうする計画
我が家は旦那(大工)が造る家だからいろんな検証ができるし、わがままな要望も色々な経験とアイデアを駆使して具現化して貰えたりする。それでも、思い通りにならず、妥協もあったりするけど。

細かなことは旦那と会社とで話していて、私にはさっぱり判らない。

最近、新築ブログみたいなのをよく見るのだけれど、ブログ主の施主が不具合とか思っていたりすることも、旦那に聞くと、これはこういうものだとか、これはひどいなとか、あり得る、あり得ないを教えてくれるので、納得できることがたくさんあります。

例えば結露とか冷暖房性能の問題も、窓の性能と断熱材や施工の兼ね合いがあるみたいで。

固定資産税と建築費と家の性能の兼ね合いもあって、それは施主が取捨選択すること、そこを判らずに『寒い家を建てられて失敗した』とか、『防音が悪い』とか、文句を言うのは、なんか違うとも旦那は言います。

工期を急がせれば妥協せざるを得ない箇所も出てくるでしょうし、かと言って工期をかければ、経費も人件費もかさむけれど、丁寧な仕事を望めることもある。(旦那によると、息子に仕事をさせるとバカ丁寧に仕事をしすぎて時間をかけすぎるので、手抜きや雑はだめだけど程々を覚えろと注意することがあるそう)
あとは施主が金額と住み心地に納得するかどうか。
施工する業者の技術力も確かにあるでしょうが、値段相応ということもあるのでしょうか。

建築中の我が家でいうと、断熱材はネオマフォームというもので、窓はペアガラス。暖房は温水パネル。グラスウールは壁に入っていないし、床暖房もありません。

旦那に、『グラスウールとか入れないの?キッチンの床、タイルで寒くない?』と聞くと、
『グラスウール入れたりもっと分厚い断熱材入れたりすると結露しやすくなるから、窓をトリプルガラスにしたほうがいいし。そうするとお金も掛かるし、固定資産税も高くなるよ。床暖房だってそう。この状態で十分家の中どこでも常に同じ温度で保たれるはずだから、そこまでしなくとも大丈夫。寒いと感じる場所があれば小さい暖房足元にでも置くか暖房の設定温度を上げればいいよ。床も今住んでる家よりずっと暖かいはずだし、それでも寒いならスリッパでも履けばいい。建築費を多くかけたり、高い税金を払い続けるより安い。』と言われました。
窓が大きい家とか窓の多い家もオシャレだけど寒いよ、と旦那談。
だから自分の家は、窓を少なめにしたと、旦那は言いました。
防音も、他の大工さんの現場で、高架線路近くの新築施工の手伝いに息子が行ったとき、壁や天井にグラスウールをものすごくたくさん入れていて、外の音が全く聞こえなかったけど、自分の家は、外の人の話し声程度なら聞こえないけど、遊んでる子どもの笑い声はよく聞こえる、と言っています。これも施主の要望とお金のかけ具合の問題で、基本的には工務店の施工の問題ではないということです。

夏の暑いのはこれから歳を重ねていくのにもう嫌なので、エアコンをつけてもらうことにしましたが、寒冷地仕様ではなく、一般的なエアコンにしました。

一般的な施主さんは、どこまで大工さんや設計士・監督・営業さんに、要望を伝えられて、形にしているんだろう。

自分でアポをとったり出向いたりというのが苦手な私は、一人では絶対思い通りの家にはならないなぁ。。。
旦那さんの存在に改めて感謝。

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