葦の呟き

お嬢に翻弄される日常と、時折、自作の絵本を綴ります。

怖かったそうです。

2008年09月05日 | ベイビー
風が心地よくて、
気持ちいい天気だった午前中、
ベイビーとお散歩に行きました。

徒歩15分ほどのところにある銀行まで。

半分ほど歩いたとき、
小さな公園の前にある石の椅子を見つけたベイビー、
そこにちょこんと座って言いました。

「ちょっとつかれたから、きゅーけーしてるの」

ちょこーんと座るその姿があまりにも可愛くて、
ママはつい意地悪をしたくなりました


「そこで座って待ってる?ママひとりで銀行行ってくるよ」

「うん。まっとくー」

ほう・・・。

数歩歩いて振り向くと、
まだベイビーは笑顔のままちょこーんと座っています。

「いってらっしゃーい」


ママはさらに歩きました。
ゆっくりと、ドキドキしながらもあえて振り向かず。

家2軒分くらい歩いたところで、振り返ってみました。
少し目の悪い(でも裸眼)ママには、
もうベイビーの表情までは分かりませんが、
ベイビーはちょこーんと座ったまま動く気配はありませんでした。

なので、さらに歩き出したとき、


「うぇぇえぇえぇん! ままぁぁあぁ~!」


ベイビーが泣きながら走ってきました





しばらくして、落ち着いたベイビーが言いました。

「ベイビーね、ママがまいごになりそうだったから
 ないてたの」


「そっかぁ」

「・・・こわかったの」

「そっかぁ。
 大丈夫だよ。ママはベイビーを置いて行ったりしないよ」

その後、ママとベイビーは手をつないで銀行まで行きました♪


余談ですが、
泣きながらダッシュしたときも、
ベイビーは家からもってきたコレを手放しませんでした。
                ↓↓
     

『ベビーカーに乗ったクマの赤ちゃん』だそうです。


にほんブログ村 子育てブログ 幼児育児へ ← 意地悪してゴメンね