葦の呟き

お嬢に翻弄される日常と、時折、自作の絵本を綴ります。

正しい漢字の調べ方

2014年10月29日 | お嬢
すっかり冬の空気になってきましたね。
とたんに風邪っぴきなんて、流行先取りすぎ

・・・とっとと治します


先日、宿題していた(多分)お嬢が言いました。

「『紙』ってさー、いとへんに『し』だよね」

うん。

「えっと、しちょうのし…」

いや、それは…

「…じゃないや、えっとさ、あのーあれだよあれ」

お嬢はごそごそと本棚に手を伸ばしました。
辞書でも引くのかと思いきや、手にした本は、



まさかの「ピーターラビット全おはなし集」

「これにね、あったのよ。えーっとどこだっけかなー。あーもーちがうーベンジャミン、ベンジャミン…」

お嬢は索引からどうやら「ベンジャミン」を探しているようです。
辞書を引いた方が早いんじゃないかと思うんだけど、言ったところで、この状態のお嬢に届くはずもなく、とりあえず放置。
すると、

「あったあった、ほら、これこれ」



「ベンジャミン・バニー!」


なんだろう。。
ずいぶん前に読んだこの本のこの「氏」を覚えていたことをすごいと褒め称えるところなのか、いやいやそこは辞書を引こうよって諭すところなのか、そもそも「氏」じゃなくて「紙」を調べようよってつっこむところなのか、何が正答なのかわからなくなったから、とりあえず笑っといた