デンマーク警察の未解決事件専門に扱う特捜部Qを舞台とした第2作品目。
最初の「檻の中の女」が非常に傑作だったので、2作目も図書館から借りた。予約してから3ヶ月経過して、やっとの事順番がやって来たということで、よほど人気があるらしい。
3作目は、予約をしても沖縄に戻ってしまっているだろうから予約も出来ないな~(苦笑)。単行本も1年後くらいしか発刊されないだろうし、当面我慢するか、我慢しきれずに買うか・・
さて、2作目の本作のストーリーは、
「特捜部Q」――未解決の重大事件を専門に扱うコペンハーゲン警察の新部署である。見事に初の事件を解決したカール・マーク警部補と奇人アサドの珍コン ビ。二人が次に挑むのは、二十年前に無残に殺害された十代の兄妹の事件だ。犯人はすでに収監されているが、彼一人の犯行のはずがない。事件の背後には政治 経済を牛耳るあるエリートたちの影がちらつく。警察上層部や官僚の圧力にさらされながらも、カールは捜査の手を休めない――口うるさい新人も加入して勢い づく「特捜部Q」の大活躍を描く、シリーズ第二弾
というもの。
今回は最初から犯人が分かっている。カール達にも分かっており、裏付け資料(物的証拠)を積み上げていくというもの・・・その間に、寄宿舎育ちの堅い金持ちの絆で結ばれた被疑者達が権力者を使って邪魔をするという組み立て・・・・それほど面白みは無い。
ただ、被疑者の一人で、現在は路上生活者の女性がキーであり、彼女の回顧録的な側面が大きい。それだけで、数百ページのロングストーリーに組み立てているのは流石だし、割り切って、彼女の深窓を見るという視点で読むなら、一興かも知れない。
とにもかくにも、今回も前回同様に詰めが甘いカールとアサドのコンビ。何度危険な目にあっても懲りないらしい。実は、釘打ち事件もカールの詰めの甘さが招いたのかもね(苦笑)
最初の「檻の中の女」が非常に傑作だったので、2作目も図書館から借りた。予約してから3ヶ月経過して、やっとの事順番がやって来たということで、よほど人気があるらしい。
3作目は、予約をしても沖縄に戻ってしまっているだろうから予約も出来ないな~(苦笑)。単行本も1年後くらいしか発刊されないだろうし、当面我慢するか、我慢しきれずに買うか・・
さて、2作目の本作のストーリーは、
「特捜部Q」――未解決の重大事件を専門に扱うコペンハーゲン警察の新部署である。見事に初の事件を解決したカール・マーク警部補と奇人アサドの珍コン ビ。二人が次に挑むのは、二十年前に無残に殺害された十代の兄妹の事件だ。犯人はすでに収監されているが、彼一人の犯行のはずがない。事件の背後には政治 経済を牛耳るあるエリートたちの影がちらつく。警察上層部や官僚の圧力にさらされながらも、カールは捜査の手を休めない――口うるさい新人も加入して勢い づく「特捜部Q」の大活躍を描く、シリーズ第二弾
というもの。
今回は最初から犯人が分かっている。カール達にも分かっており、裏付け資料(物的証拠)を積み上げていくというもの・・・その間に、寄宿舎育ちの堅い金持ちの絆で結ばれた被疑者達が権力者を使って邪魔をするという組み立て・・・・それほど面白みは無い。
ただ、被疑者の一人で、現在は路上生活者の女性がキーであり、彼女の回顧録的な側面が大きい。それだけで、数百ページのロングストーリーに組み立てているのは流石だし、割り切って、彼女の深窓を見るという視点で読むなら、一興かも知れない。
とにもかくにも、今回も前回同様に詰めが甘いカールとアサドのコンビ。何度危険な目にあっても懲りないらしい。実は、釘打ち事件もカールの詰めの甘さが招いたのかもね(苦笑)