このごろこの曲がやたらと気になるのだ。深い深い淵に引きずり込まれそうなこわそうな出だしが忘れられなくて、いつの間にかハマっていた。もちろん深い淵からふわりと浮かびあがり、夢見るような世界が広がりながらドラマチックに高揚していくのだが。後半部の歌うようなところがいい。
リスト バラード2番 演奏 梅村知世
何気なくネットで検索していたら、このリストのバラード2番の由来はなんと私の大好きなシューマンの「夜に」と似ているという話が目に入った。シューマンの「夜に」は「男が毎晩海に飛び込んで泳いでゆき、その恋人が彼の名を呼び、彼がそれに答え、波を超えて幸福そうに陸に泳ぎつく・・・」というような話だが、リストのバラード2番も島にいる女に対して男が泳いでいくという話が由来になっているという。そしてその話の原点は、真相ははっきりしていないものの、「アウグスト・ビュルガーの詩“レノーレ”にインスパイアされたもの」ではないかという説も書かれていた。とにかく暗い海の中を男性が泳いでいくという話に基づくという共通点を持っている。音楽もあやしそうなアルペジオからして似ているし。どうも私は男性が暗い海を女性に向かって泳いでいくような曲に惹かれやすいようだ。ちなみにバラード2番、コンクールではよく弾かれているようだが、リストのメジャーな曲ではないようだ。今まではバラードと言えばショパンのみが頭に浮かんでいた私だが、このリストのバラード2番には衝撃を受けた。
そういうわけで私のリストの目標曲はバラード2番になるかもしれない(爆)。技術の壁を考慮に入れると今は(爆)を消したくてもどうしても消せないのだが。
ちなみにこのリストのバラード2番を演奏した方は今日あったコンクールの決勝に出られた方です。今日の彼女の演奏ベートーヴェンのピアノ協奏曲「皇帝」も動画配信されていました。素晴らしかったです。泣けました。
リスト バラード2番 演奏 梅村知世
何気なくネットで検索していたら、このリストのバラード2番の由来はなんと私の大好きなシューマンの「夜に」と似ているという話が目に入った。シューマンの「夜に」は「男が毎晩海に飛び込んで泳いでゆき、その恋人が彼の名を呼び、彼がそれに答え、波を超えて幸福そうに陸に泳ぎつく・・・」というような話だが、リストのバラード2番も島にいる女に対して男が泳いでいくという話が由来になっているという。そしてその話の原点は、真相ははっきりしていないものの、「アウグスト・ビュルガーの詩“レノーレ”にインスパイアされたもの」ではないかという説も書かれていた。とにかく暗い海の中を男性が泳いでいくという話に基づくという共通点を持っている。音楽もあやしそうなアルペジオからして似ているし。どうも私は男性が暗い海を女性に向かって泳いでいくような曲に惹かれやすいようだ。ちなみにバラード2番、コンクールではよく弾かれているようだが、リストのメジャーな曲ではないようだ。今まではバラードと言えばショパンのみが頭に浮かんでいた私だが、このリストのバラード2番には衝撃を受けた。
そういうわけで私のリストの目標曲はバラード2番になるかもしれない(爆)。技術の壁を考慮に入れると今は(爆)を消したくてもどうしても消せないのだが。
ちなみにこのリストのバラード2番を演奏した方は今日あったコンクールの決勝に出られた方です。今日の彼女の演奏ベートーヴェンのピアノ協奏曲「皇帝」も動画配信されていました。素晴らしかったです。泣けました。