いろはにぴあの(Ver.3)

ピアノを趣味で弾いています。なかなか進歩しませんが少しでもうまくなりたいと思っています。ときどき小さな絵を描きます。

思いつきの結びつき

2010年09月24日 | ピアノ・音楽
 強引かもしれませんが。。。

 シューマンの「楽しき農夫」とシューベルトの「即興曲Op.142(D 935) 第3番」ってなんとなく似ていませんか?

 シューマン 楽しき農夫 演奏 越村紅 

 シューベルト 即興曲D 935 第3番 演奏 今井顕
 
 「楽しき農夫」と「即興曲D935」のこの写真にある第4変奏(5分10秒あたりから)が特に似ているような気がします。雨あがり後に再び外にでて仕事を始める様子。むしろ解放された農夫の様子を表すとしたら、この第4変奏を連想してみるのもありかもしれません。そう思いながら聴いていたら、テーマから他の変奏まで、旋律の動きといい和音の連打といい、どことなく似ているような気がしてきました。
 ちなみにシューマンの「楽しき農夫」は1848年ごろ、シューベルトの「即興曲D935」は1827年ごろなので、シューベルトのほうが先に作曲されていますが。。。もちろんシューマンの方が活発でシューベルトの方が優しく歌うようではあるのですが、それにしてもこの2曲、根底に似たようなものが流れているような気がするのです。

 いや~やっぱり強引かな?単なる直感にすぎないからなあ。
しかしこういうことを思いつくとわくわくします!

Bunkamura

2010年09月24日 | 気になる場所、風景
 都内に出るとよく見かけるBunkamuraのポスター。複合文化施設だそうです。音楽関係も小山実稚惠のリサイタルなどすばらしい公演がたくさんなされているようですが、ポスターでよく見かけるのは美術関係。そしてそれが私の関心範囲とぴたっとあっているのです。
 まず「フランダースの光」開催中-2010年10月24日(日) 。19世紀の後半自然の中へと移り住んだ画家たちによる光と農村の人々の描写が美しいのどかな絵が展示されていそうです。
 次に「モネとジヴェルニーの画家たち」2010年12月7日(火)-2011年2月17日(木)。いかにも、という感じがしないでもないですが、やっぱりモネは好きです。アメリカ印象派誕生も気になるし。
 そして究極は「シュテーデル美術館所蔵フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展」2011年3月3日(木)~2011年5月22日(日)(詳細のリンクはまだですが、本リンクの下の方に載っています)。大好きなフェルメールの絵を久しぶりに生で見ることができるのです(今まであったフェルメール関係の展覧会にはほとんど行っていました。昨年来た「レースを編む女」は観にいけなかったけど)。しかもあの「地理学者」の日本初公開です!観に行かないわけにはいきません。
 私にとっては夢のような話がBunkamuraには転がっていますが、はたして行けるのでしょうか?全部行きたいですが、ちょっと厳しいかも。しかし、少なくともフェルメールの「地理学者」は観に行きたいな。

気になる香り

2010年09月24日 | 日記
 秋になりました。これまでの暑さが嘘のように肌寒く、街の色も赤紫や栗色になってきたような気がします。私は秋が好きです。気温が下がると心も引き締まり強くなれそうな気がします。

そして街の香りも変化が感じられます。柑橘類、森林、ミントの香りが似合っていたのが、栗をはじめとした木の実の香りが似合うようになりました。銀杏の実のちょっと鼻につく香りも身近になりそうですね。そういう香りを伝えることができたら、と思うことがあるのですが、香りを感じる嗅覚というのは、絵や文字のような視覚、音楽のような聴覚と異なり、ネットでは直接伝えることができないのですよね。言葉を通じないと伝えられないものなのですね。
 
 そこで今日印象的だった嗅覚的刺激を挙げてみます。あまり真面目でない内容かもしれませんが。
 まず、珈琲の香り。コーヒーショップに入る理由の半分はこの香りをかぐためだったりします。ブレンドコーヒーをブラックで飲むと頭がすっきりし心も落ちつきます。数日前まではアイスコーヒーが主流だったのに、今日はホットコーヒーが似合いましたね。コーヒーショップでコーヒーを飲みながら読書や書き物やおしゃべりをしていたかつてがなつかしいです。今はなかなか出来ません。
 次は煙草の香り。大反論も出そうですね。コーヒーショップでは禁煙コーナーにも煙草の匂いが流れてくるのですが、その匂いにほっとすることがあるのです。私自身煙草は吸わないし、決していいとは思っていないのですが、今のように本当に縁がなくなってしまうとかえって懐かしく感じたりします。今の職場はオフィス内に喫煙室がありません。職場の自席で吸う人がいたような時は歴史上の出来事になりつつあります。確かに煙草がなくなっていくのはいいことかもしれません。煙草税も上がるし、健康面からしても煙草は害悪なのも分かるのです。しかしです、今日は煙草の苦みのある香りが懐かしくほっとしました。人の心の清濁含め、あらゆるものを包みこむような感じもするのです。全く都合のいい話でもあるのですが。
 そして薔薇の香り。軽井沢の塩沢湖畔にある軽井沢タリアセンのお土産には薔薇関係の商品がたくさん置いてありました。その中に薔薇の香りのシアバターがあり、手につけてみたらとてもいい香りがしたので早速購入。これからは薔薇を採り入れた生活を送ろうと思いながらもついつい現実に追われていたところ、今日ロクシタンで薔薇関係の商品を見つけて再び再燃。ちょっとつけただけで甘く華やかな香りが漂ってきてそれだけでうれしくなりました。もともと薔薇の香りは好きでしたが、暑さも過ぎ去ったので身近に味わいたくなってきました。ナチュラルキッチンで薔薇の造花を買い、部屋は薔薇のルームフレグランスを。ロクシタンの商品は今日は保留。いつか欲しいなあ。
 ところで薔薇の音楽ってあったでしょうか?そうそう、酒とバラの日々がありました。珈琲はバッハのカンタータにありましたね。そして煙草は?健康にはよくないと言われながらも吸っていたピアニストも多いですよね。ある香りから音楽、または音楽から香りを連想できたら素敵でしょうね。

バッハ 珈琲カンタータ アリア Emma Kirkby