いろはにぴあの(Ver.3)

ピアノを趣味で弾いています。なかなか進歩しませんが少しでもうまくなりたいと思っています。ときどき小さな絵を描きます。

川崎大師

2011年05月08日 | 日記
連休最後の今日。天気が非常によくて夏日でした。そこで川崎大師に出かけました。
川崎駅から直接行けると思っていましたが、実は川崎駅から京浜急行で海方面に向かう大師線というのが出ていて、そこの川崎大師駅から行くのでした。川崎大師駅を降りると鳥居のようなはなやかな参道への入り口が見えました。表参道といいます!浅草のような、そして京都のような面影のある道を歩いていると、飴、お煎餅、くずもち、だるまを売っている歴史のありそうな店がならんでいました。さらに歩くと、とんとんとんと飴を切る音が心地よく聴こえてきました。切りたての柔らかい飴を試食したのですが素朴で美味しかったです。
川崎大師に着きました。大山門という威厳のありそうな門が構えてあり、京都を思い出しましたが、真ん中の巨大な赤い提灯は京都では見られませんでしたね。広島にもなかったです。しかし浅草寺にはあることから想像すると、赤提灯は関東の寺社の特長かもしれません。中に入るとダイナミックな献香所がありました。お香のかおりはあまり好きでなかったのですが、京都以来受け入れられるようになりました。さらに進むと大本堂。浅草と同じくはなやかな朱色の柱と大きな赤い提灯が印象的でした。中は弘法大師をはじめとして多くの神様が祀られていて豪華でした。たくさんの人たちが本堂の中に入っているので入ってみました。骨太な感じがしました。お正月に参拝客で賑わうのももっともです。「祈るのは自分のためだけではなく人のために祈願しよう」というありがたい話を聞いていたら、実はお護摩という修行の一環でした。申し込んでもいないのにこれではまずいと思い退散しました。お経も合唱のようでダイナミック。今まで聴いたことがあるものとは違っていて新鮮でした。先日は伝教大師こと最澄の延暦寺、今日は弘法大師こと空海と、今年のGWは平安時代の主な大師様をまつった寺社に一度に出かけていたのだと後で気付いた次第です。お詣りだけはしっかりやって、境内をしばらく散策後出ました。
帰り道は気になっていたくずもちをいただくことに。くずもちソフトというのがあったのでいただくことにしましたが、つるりとしたくずもちの舌触りとまろやかなソフトクリームの組み合わせが美味しかったです。その店のソフトは千葉県の農場からの材料を使っているみたいですがかなりいけると思いました。くずもちにはきな粉と黒蜜がついていました。くずもちは漢字が面白かったです。葛餅ではなくて久津餅と書くのですね。由来があるのでしょうか。最後にとんとんとんの飴を買って帰りました。
日本の歴史やよさを実感することの多かったこのGWでした。

アナログとデジタル

2011年05月08日 | ピアノ・音楽
ピアノでいい音が出るためには、これ、という打鍵法がありそうで、そのためには極端にいうと数値で表すこともできるかもしれない面があるとも思うのですが、正解はこれひとつしかない、と思ったりしてそれだけにとらわれていると、かえってうまくいかないことも多い(「が」と書く勇気はありません。デジタル的な視点も大切だと思うので)ような気がします。なんとなく気になるところを繰り返しゆっくりと鳴らしているうちに、はっとこうしたいと思えたりすることが突然見えてきたり、ここは山の頂上でオカリナを吹いているとかここはリズムに乗って踊っているとかいうように別の動作や背景を想像したり、他の関係なさそうな曲を聴いてこっそりここの雰囲気をいただいちゃおうとひそかに思ったりしながら弾いていると生き生きとしてきたりすることがあります。耳をすませて音にこだわり打鍵離鍵を意識して正確にという一方で(できてないですが)、打鍵という行為そのものからちょっと距離を置き、アナログ的にイメージをふくらませるのも大切だと思います。それでなくてもピアノ以外でもデジタル的なものに辟易しているこのごろであり(汗)。
今日はいいところで練習してきました♪。お風呂で歌を歌ったみたいに自分がうまくなった錯覚を覚え、心地よい感覚も味わえ、そのままの気分で帰ってきました。仲間に感謝なのであります。ついでにピアノちゃん、部屋ごと私についてきてくれても大歓迎です(^0_0^)(殴)