練習会で刺激を受け
レッスンで刺激を受け
人から刺激を受け
町で刺激を受け
刺激の方向は、多方面にわたっています。そしてその刺激を受けた瞬間、感動して「こうするぞ!」と思います。
でも刺激を受けた後の、消化が大切なんですね。瞬間的に刺激を受けて、それだけで終わってはいけないと思うのです。その刺激を、ちゃんと消化しないとね。
リストのコンソレーション第3番が好き。しかし2番はもっと好き。レッスンで1~3番まで続けて弾きたいと言ったらチャレンジャーだと言われました。確かにどの曲も中身は濃いものの。でもチャレンジャーでも2番と3番の両立はするつもりです。だって2番好きなんだもの。旋律の優美さ、和音の色彩変化の美しさは言うまでもないのですが、今までの曲で体験したことのないスケールの大きさを感じます。それこそリストらしさのような気がします。どういうところでスケールの大きさを感じるのか、という点については、また考察することにして。
その前にまだまだベートーヴェン、つかめていない、ということが分かりました。5番第3楽章、自分では弾けていたつもりでも、ところどころに落とし穴があったようです。スタッカートでもレガートから練習始めたほうがいいところがあるみたい。休符がなくて激しく変化するところもあるみたい。もっと意識的に見ていく必要があるようです。細かいところをつめていったらそれなりのものになると思うから。
バッハの6番のレッスンは楽しみでした。8分の6拍子なので4小節分を1小節分としてとらえるほうがいいみたい。なかなかユニークな曲ですが、美しく軽やかに聴こえるように工夫がいりそうです。
消化するためには集中が必要ですね。このごろ仕事時以外の集中力がなくていけません。消化したいものの焦点をはっきりと決めて、ここぞというときは集中できるようになりたいです。
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