このところのピアノ、リスト様のコンソレーションに埋もれている状態です。3番、左手のバスと内声との間が間延びしないように。いつの間にか間延びしていると火曜日のレッスンで指摘がありました。この3番についてはメトロノームをかけるとちょっと窮屈なのですが、間延びを避けるために今はメトロノームをかけた練習をしています。
今日は10月演奏候補の、ハイドンのトリオの楽譜が届きました。youtubeで聴いたのですが、とてもチャーミングな曲だと思いました。ご無沙汰していたハイドンの懐かしい香りも漂っていました。練習期間も今までと比べると短めでちょっとハードなのですが、この曲ならやってみたい、と思えました。しかしこの楽譜、強弱がないんですよ。なにしろ古典派前期、現代ピアノ誕生以前のハイドン様ですからね。考えなさいということなのですね。でもそういうところがまた魅力だったりします。
歌うようにのびやかでスケールの大きいリストに出会い、これまでにないような高揚感を味わっていたのですが、今はベートーヴェンもご無沙汰していることだし、ちょっとかちっとした感じの古典の曲を一緒にやると、バランスがとれていいかもしれません。ハイドン様とのなつかしの再会だし。私の演奏キャパを広げるいいチャンスかも!?(ここには書いたものの現時点ではかなり不安、でもやるしかないのですが)