いろはにぴあの(Ver.4)

音楽、ピアノ、自然大好き!

オンラインイベントを終え (自分のこと)

2020-05-13 | 私のピアノ演奏

 先日はオンラインでピアノを弾くイベントがあり(スタジオフェルゼン主催)自宅から出演した。自宅から順番にSNSのビデオ動画を撮影し流すという企画、聴き手の人たちは画面の向こう側だけど演奏を聴いていただく機会であることには変わりなく貴重な企画だったと思う。

 私は幻想即興曲を演奏した。演奏前にひとこと話すのだが撮影が始まった途端しどろもどろ状態、事前に頭を整理しておくことが必要だったと痛感。演奏、弾きとおしたという点だけを言えば、合格だろう。しかし、肝心なところでミスをした上に、一本調子そのもの、大きな面では、自分の準備不足と弱さがでてしまったと思った。レッスンでの指摘内容も納得できたし、実際に出来ると思ったのに、本番では全くというほどできておらず。その面でも反省だ。

 直前になって藁をもつかむように動画あさりをしたのも間違いだった。動画あさりそのものは貴重だし全く問題ないと思うのだが、3日前にこの動画を見つけて、カツァリス先生のレッスンの内容の濃さと生徒さんのすばらしさにため息。そして焦り。このこと自体は悪くないけれど、動画を見るのが3日前が、30日前、いや、せめて15日前だったら、よかったのよね。

 曲の分析やイメージづくりの面でも明らかに甘さを感じた。ショパンの楽曲のすばらしさと難しさを実感した。

 そのうえ、今までは、ゆるやかなピアノの集まりで何回か弾いた後イベントや本番で弾くなど、そこに至るまでの人前演奏の機会も多かったが、ある意味今回は一発勝負、しかも確信も持てないまま。。。今はそのゆるやかなピアノの集まりは持てないので、本番が近くなったら録音するなどして、確信もって演奏するようにしたいと思った。

 来月のグリーグ、愛の歌、一度本番に向けて練習した曲(本番は実現しなかったけれど )、再び練習開始だ。

 それとともに、ブラームスのOp.116、2番から練習している。2番、短くて、重い雰囲気の出だしだけれど、表情の変化がめくるめくようで、濃密な曲だと思った。弾く曲へのイメージ、言葉にして、書いてみるのもよさそうだ。こちらのブログもお借りしよう。

P.S 幻想即興曲、イベント終了後にもう一度録音したのでアップします。この曲、また、弾きたいという気持ちになれるだろうか。なれたらいいな。