ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

ある日の日記

2018-01-17 21:01:51 | ある日の日記
このところ、毎日雑用があり外出する日々。 
外出すると、疲れる。  それで、家に帰るとしばらくぼんやりしているのだが、ふと窓の外に目をやると、屋根の上に茶と黒のぶちの猫が一匹ゆうゆうと歩いている。

いつのころからか、うちの屋根の上に住んでいるらしい猫である。廊下を歩いていたら、中庭にいたり、キッチンで朝食を食べていたら、窓の外の坪庭にある木を突然、彼女(もしくは、彼?)が下りてきてびっくりしたこともある。

裏庭の小屋が開いていて、そこにあるノエルのご飯やおやつの袋が破られていて、猫が食べた形跡もあったり――お腹すいているんだろうなあ。かわいそうに。

といっても、野良猫はどんな感染症を持っているかわからないし、飼うことは無理。

でも、猫が気になる……と思っていたら、今街の映画館で、トルコのイスタンブールで、野良猫たちが近くの住民に愛されて、生き生きと生活しているさまをドキュメンタリーで撮った映画を公開しているのだそう。 ああ、見たいなあ。
以前行った、イスタンブールのエキゾチックで魅力的な街なみをもう一度、スクリーンで見ることができるし。

それにしても、あちらの人は、日本人より野良猫とのつきあいが上手‼ 昔、ローマの遺跡に猫がたくさんいるのにびっくりしたのだが、そばの絵ハガキスタンドでは、可愛らしい猫が遺跡のあちこちで、ポーズ(?)をとっているポストカードが色々売られていたもの。

ウィルスとか感染症の心配さえなかったら、いいのにねと思いつつ、猫を見ています。
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ハナムプトラ

2018-01-17 20:47:48 | 映画のレビュー
  以前、話題になった古代エジプトを舞台にしたハリウッド映画。
といっても、この場合、現実のエジプトではなく、時空を超えた摩訶不思議な古代ファンタジーというべき世界が出現している。


時代考証がちょっとね……というわけかどうか知らないのだが、見ごたえのある物語というよりB級の作品といっていい。
1920年代だか、30年代を舞台に、発掘ブームが盛んだった頃、ひょんなことから伝説の古代エジプトの都市ハナムプトラへの鍵を開いた主人公たち。
古代エジプトにいた前世に、ファラオの側室のアクナムスンと恋に落ちたため、呪いと共に葬られた神官――彼が、現生によみがえり、永遠の恋人アクナムスンを再生させようと
する――というストーリー。

思いっきりドラマチックな設定といい、私好みの物語のはずなのだけど、時代考証や美術考証が?な上に、ストーリー作りにも粗さが目立つので、一応続編も見たけれど、どうして人気映画なのかわからないなぁ


  でも、観客に壮大な物語を見せようという心意気、さすがはハリウッド! と思わされた作品。
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