ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

日々つれづれ

2017-12-09 21:03:07 | ある日の日記
毎日さぶ~い 疲れ気味もあって、ここのところ、おうちで過ごしている。
     
 
これは、しばらく前、庭に実っていた赤い実を皿に飾ったもの。 葉っぱって、緑や茶がまだら模様に溶け合って、不可思議な風情になる。


そんなこんなで、こないだはじっくりTVを観たのだが、これは古代ローマの皇帝ネロを取りあげたもの。この「プロファイラー」という番組は、岡田准一が進行役を務めているのだが、今さらながらに知ったネロの生涯――とんでもない奴もいたもんだ

こんな奴が、ユリウス・カエサルの、またアウグトゥスの血を引く正当な皇帝だったなんて――でも、同時代ではなく、もうはるかな古代に属する人物だから、「面白い」とお気楽に楽しめてしまったりできる。暴君の古代ローマ皇帝というのは、それだけで一つの魅力。
でも、石像や絵画に残っているネロは、まだ若い青年とは言え、太って、二重あごで、全体に鈍重そうな体つき。
名だたる美青年だったアウグトゥスの孫とは思えないし、同じ狂気のローマ皇帝と言われた叔父のカリギュラや、後代のヘリオガルバスも皆イケメンだったのに、このネロは……という訳で今まで、あんまり興味がなかった。


でも皇帝の座を追われ、自死する時、「世界は何と偉大な芸術家を失うことか」と慨嘆したというエピソードや、歌手になることが夢でいつも、竪琴を持っていたとか、色々面白い話は尽きない人なのでありました。

同番組には、尾木ママも出演していて、ネロのことにふれ「人に愛されない人の特徴というのは、自分が決して人を愛することを知らないんですね」とかコメントをしていた。
尾木ママって、いつも良いこと言うなあ~。  教育評論家として、絶大な支持があるのもうなずけるのであります。


 それから、夕方のニュースで、パンダの金貨が発売されたとのこと。「パンダの金貨?」と思わず、画面をのぞきこむと、この間上野zooで生まれた、パンダの赤ちゃんシャンシャン(香香)を記念して、値段にして何と100万円あまりもする金貨が作られたのだそう。 その金貨は、前が可愛くないパンダのイラスト、裏面がパンダのお尻を彫りこんだという、思いっきり凝った(?)デザイン。
こんなものを、高い値段を出して買う人もいるんだなあ……世の中、広いね。

とはいっても、私もパンダは大好き! 小学生の時、上野動物園にパンダを見に行った時のうれしさは今でも、忘れられないくらい。
シャンシャンも、機会があれば、会いに行きたいな


      
クリスマスリースを作るので、用意したハサミとペンチ。モノづくりは久しぶりなので、ちょっとワクワクするのだけど、どうぞ怪我しませんように。

 

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