2016年の熊本地震の後も余震が続き家がガタガタいうので、
2階にある重いモノ、
アンプのSANSUI AU-α707DR (22kg)、
スピーカーのVICTOR SX-500Spirit (スタンド込みで18kg×2)、
レコードプレーヤーVICTOR_QL-V1 (13kg)
LDプレーヤーはPioneer LD-S9 (10kg)
を捨てたらガタガタいわなくなった。
ターンテーブル型のCDプレーヤーと
3ヘッドのカセットデッキは残した。
あれから8年経って。イヤホンではなくスピーカーで音楽を聞きたくなった。
軽くて高性能のアンプをネットで見つけてしまった。
A4サイズで重さが4kgのTEAC AX-505のアンプを買った。
これにCDプレーヤーとカセットデッキをつなげる。
TEAC AX-505には録音セレクターがないからアンプを介して録音ができないが、
CDプレーヤーPIONEER PD-T07Aには2系統の音声出力があるので、
残りの1系統をカセットデッキへ。
カセットデッキA&D GX-Z9100EXの「ダイレクト入力端子」につなげた。
スピーカーはJBL L52 Classic (5kg×2)を選んだ。
13万のアンプと10万のスピーカー。つり合いが取れていると思う。
幅20センチ、縦33センチ、奥行き21センチ
低音の響きを補うダクトが前面に付いているのと、
高音の響きが耳に痛いときツマミで調整できるのがクラシックシリーズの特徴。
なんかサランネットが板チョコみたいだ。
JBLのスピーカーは30年前はもの凄く高いモノしかなかったのに、
今では10万円以下のスピーカーがいっぱいある。
JBL L52 Classicのスピーカーケーブル端子に手間取った。
仕様にはバナナ端子と書いてあるが、端子の差し込み口が無い。
取扱説明書はバナナ端子が取り付けてあるぞ。
ネット検索したら、赤丸と黒丸のキャップをラジオペンチで取り外す事が分かった。
キャップを外す事は取説には一言も書いていないぞ。
「考えりゃ分かるだろ」と言われたらそれまでだが、
それならキャップを手でも外せるように簡単にしてくれ。
完成
曲に合わせてVUメーターの針が振れる。
このメーターは無くても良いのだが、何か付加価値をいれたかったらしい。
設定でオフにする事もできる。
A&D GX-Z9100EXで、1990年3月8日にCDから録音したカセットテープを再生する。
ドルビーノイズリダクション「C」で録音していたのでノイズも無く、低音が前に出る。
辛島美登里さんを久しぶりに聴いた。
1989年レンタルで借りて録音した工藤静香、今井美樹、TMネットワークの曲が
30年ぶりに再生された。
Pioneer PD-T07Aでは、オスカーピーターソンの「ハロー・ハービー」を聴く。
通常盤、西ドイツ輸入盤、リマスター高音質盤の3枚を持っているが、
西ドイツ盤とリマスター盤を聴き比べるのが楽しい。体が動いてしまう。
熊本地震の後、買ったけどまだ開けていなかったCDアルバムが3枚くらいあったのを思い出した。探します。