熊本城の写真整理をしていたら、面白いのが出てきた。
ニコンD600を買ってすぐ、2012年10月6日に熊本城で撮ったこの1枚。

9年後、先日10月7日にオリンパス E-M1 MarkII で撮ったこの1枚。
帰って行く城東小学校の皆さんですよね。朝一番に入場されていたのですね。

天守閣から西側を見る

同じ場所から2012年11月27日にネガフイルムで撮影。
宇土櫓から天守閣にかけて石垣を積み直し屋敷を作る予定だったが、
国から「何で熊本城ばかりそんなにお金を使うのだ!」と言われ途中で建設中止になった。
「新しいものばかり作って、既存の櫓の雨漏りはそんまま」
その時のガイドさんから聞いた話は今でもしっかり覚えている。

この現場は目隠しのためにグレーのシートが張られたままになる。そして熊本地震が起きた。
もし屋敷が作られていたら、加藤神社から天守閣の石垣を見ることは出来なかった。
予定ではこんな感じにしたかったのでしょうね。

大天守の滴水瓦(雨水を逃がす瓦)、軒を飾る瓦です。

「慶長四年八月吉日」(1599年)と書かれた銘滴水瓦。熊本城出土 ※「小山」と銘アリ
この瓦は妙に新しく見える。オリジナルではなく復元された瓦のように見える。
小天守前の石段

ブラタモリでタモリさんと桑子真帆アナウンサーがこの石段を降り、大きな一枚岩の下をくぐって城外へ出た。
その大きな一枚岩はどうなっているのかな?