記事とは関係ない写真です。
九州新幹線全線開通前の熊本駅、北岡神社近く。
初号試写で宮崎駿監督本人が泣いてしまった事が
記事にされているが
自分が演出した作品に感動して泣いたのではなく、
前作を作ってからこの5年間に起こった色々な事件や
思いからつい泣いてしまったと思う。
私のように映画を見て感動して
“泣いた”のとは意味が違うはず。
反戦デモに参加しながら、
昔の戦闘機や戦車、大砲を描くのが大好きな監督が
その矛盾故にズタズタにされても前を向いて行こうとする。
キレイで優れた飛行機を作りたいのに、
時代の中で戦闘機を設計していく主人公・堀越二郎
彼が作ったゼロ戦のパイロット達のほとんどが戦死する。
それでも、だからこそ生きねばならない彼の中に
監督の思いを投影させて映画を作り上げた。
しかも戦闘機など出てこない堀辰雄の小説“風立ちぬ”の
世界を借りて、
二郎と菜穂子の生きようとする姿を見せられると、
泣けてしまった。
糸ヶ浜海水浴場・大分@2012-0826
mamiya7II 65ミリレンズ
感度100・ポジフイルム
九州新幹線全線開通前の熊本駅、北岡神社近く。
初号試写で宮崎駿監督本人が泣いてしまった事が
記事にされているが
自分が演出した作品に感動して泣いたのではなく、
前作を作ってからこの5年間に起こった色々な事件や
思いからつい泣いてしまったと思う。
私のように映画を見て感動して
“泣いた”のとは意味が違うはず。
反戦デモに参加しながら、
昔の戦闘機や戦車、大砲を描くのが大好きな監督が
その矛盾故にズタズタにされても前を向いて行こうとする。
キレイで優れた飛行機を作りたいのに、
時代の中で戦闘機を設計していく主人公・堀越二郎
彼が作ったゼロ戦のパイロット達のほとんどが戦死する。
それでも、だからこそ生きねばならない彼の中に
監督の思いを投影させて映画を作り上げた。
しかも戦闘機など出てこない堀辰雄の小説“風立ちぬ”の
世界を借りて、
二郎と菜穂子の生きようとする姿を見せられると、
泣けてしまった。
糸ヶ浜海水浴場・大分@2012-0826
mamiya7II 65ミリレンズ
感度100・ポジフイルム