2023年、1枚1枚破ってきたカレンダーの最後の1枚。
昭和98年も終わりですね。
ネットから情報を得ないまま映画館で見た。
「窓ぎわのトットちゃん」
良い映画だ。校長先生役の役所広司さんが良かった。
最近のアニメーションは登場人物がその世界を言葉でばかり説明してくる。
ラジオドラマじゃない、アニメなんだから絵で動かしてその世界を見せてよって言いたくなる。
トットちゃんは6年間かけて作ったからしっかり動いて見せてくれた。
子供達の動きも見事だ。
男性にはうけが悪そうな登場人物のデザインだよね。
昭和の小学生雑誌の表紙やお菓子の箱に出てくる男の子女の子みたいだ。
頬が赤く、男女問わず全てのキャラの唇に赤色が入っているのが珍しい。
キャラクターデザインと作画監督が女性なのでこういうデザインになったんだね。
ま、見ている内に慣れたよ。
アニメ「火垂るの墓」は戦時下の貧しい兄妹を描いた作品だったが、「窓ぎわのトットちゃん」はお嬢様だった黒柳徹子さんの日常を描いた反戦映画だ。
どちらも泣けてしまったよ。
サクラマチの映画館からずーっと歩きながら自宅まで40分間、
映画の感動にひたることが出来た。
年末に怪獣映画選ばなくてよかった(^.^)
年明けたら今度は役所広司さん主演の「PERFECT DAYS」を見るつもり。