長年勤めた市役所を退職して、早くも2度目の新しい年を迎えた。
最近は役所にもあまり出向かなくなり、沢山いた役所の年下の友達と直接会う機会もめっきり減った。 職場でいっしょに仕事をしたことのある人たちや、同好会 「ランナーズ」 の人たちや、その他、親しくしてもらっていた人たちとも、次第に遠ざかって行くこのごろである。
しかし、有難いことに、ブログがその部分をフォローする役目を果たしてくれている。
よく、「お久しぶりで~す」 という感じのメールをもらう。
そのあと、「ブログ、読んでいます」 と書いてくれているのはうれしい。
このブログで、僕の 「消息」 を確認してくれている人たちがいるのだ。
なんとなく億劫になってブログを1週間以上アップしないと、「ブログが更新されていないので、体調が悪いのかなぁと心配しています」 というメールをもらうこともある。 あ、そうか。 心配してもらってるんだ、と思うと、またブログを再開しようと勇気が湧く。
他にも、いろいろな方々に読んでいただいている。
身内の次男夫婦も読んでいるみたいである。
次男のお嫁さんと会って話すと、あまりに僕の近況に詳しいので驚くと、「ブログに書いてはりましたよ~」 と言われたりする。 また次男は、「うちの子ども (ケイ君…1歳半) も、もっとブログに登場させてやってください」 な~んてメールを打ってきたりする。
…とまぁ、このブログも、見知らぬ方々との交流の場になると同時に、かつての仲間たちなどに 「元気にやってますよ~ん」 という発信の基点にもなっている。
退職すると、現役で働いているいろいろな人たちから、
「のんさんは毎日、何をしてはるんですか…?」 と、尋ねられることが多い。
この人たちも、やがて訪れる自分たちの定年後をどう過ごすか、ということを今から真面目に考えているのだろう。 僕が毎日どのように過ごしているのかが、何かの参考の端くれぐらいにはなるのかもしれない。 実際に、「毎日が日曜日」 状態になると、あまりに自由であるが故に、何をしていいのかわからず、途方に暮れる場合があるそうなので、定年後のことは定年前に、それもかなり前の時点から計画を立てて、その時に備える必要があると思うんだよね。
昨日のブログで、自分の日課をいちいち書き綴ったわけだけれど、
これは、前述のごとく、 「毎日、何をしてはるんですか…?」
と聞かれた人たちへのメッセージのつもりで書いたものである。
さて、今年もそういう方々からの年賀状を沢山いただいた。
「ブログ読んでいます」 という手書きの一行が添えてあった賀状が多かった。
これも、うれしいものである。
中には、以前、役所の同好会でいっしょに走っていた女性から、
「最近、はじめてブログを見ました。 おもちろい」 と書かれたのもあった。
生真面目な女性だったけれど 「おもちろい」 とは、なかなかお茶目である。
ところで、昨日(8日)、年賀状が1通、わが家に届いた。
お健やかに新年をお迎えのことと お慶び申し上げます。
本年も幸多き年でありますよう 心よりお祈り申し上げます。
平成23年 元旦
と、パソコンで作成されたもので、調和のとれた色合いの美しい年賀状だった。
そして、その隅っこのほうに、ボールペンでの肉筆で、
「ブログ 楽しみに拝見しています」 と書かれていた。
しかし…
差出人の名前が、表にも裏にも書かれていない。
「え~? 誰だろ…?」 男性なのか、女性なのかも不明である。
年賀状だから、消印もないので、住所の見当もつかない。
う~む。 誰なんだろうなぁ~。
自分は出したけれど、もらってはいない…という年賀状がいくつかあった。
その中のお一人であろうか…とも考えたが、どうもそれらしき人が思い当たらない。
もし、このブログをお読みの方の中に、そのご本人がおられたなら…
なんらかの方法でご連絡いただけませんか…?
連絡方法がわからない場合は、 non-ap@mail.goo.ne.jp へお願いします。
よろしくで~す。