ともちゃんの のんびり登山教室

分県登山ガイド「大阪府の山」(山と渓谷社)著者の岡田知子が
ご案内する登山教室。
のんびり、ゆるゆると山に登ります。

2014年8月21日 猛暑には涼しーい渓谷歩きを  みたらい渓谷

2014-08-22 13:19:21 | のんびり山歩の会
巷では高温注意報が出て、「無用の外出はお控えください」とニュースで言っています。
こんなときには無理に山に登らず、涼しいところをぶらぶら歩くのがいい!と、選んだ
行き先は奈良の避暑地、天川村のみたらい渓谷です。



曇っているおかげで、近鉄下市口駅に下りたときから暑さがマシな感じ。早めに来て
待合室にいると、高校生らしい6~7人ほどの男の子たちが肉やモヤシ、焼き網を
片手にやってきて、「どの駅で降りたらいい?」「川で遊べるところって?」と、
スマホで調べ始めました。この子たち、行き先も決めずに肉や野菜を買って、駅まで
来たの?なんだか順序が違う気がするんだけど・・・。







今回はM原さんの息子さんと、その奥様が参加され、平均年齢がぐっと下がりました。
お母様と、伯母様のN川さんやS水さんが楽しそうにしているのを見て、「山ってそんなに
ええもんなん?」とでも思ってくださったのでしょうか。若い方が登山に関心を持ってくれる
のは嬉しいものです。

駅からしばらく車道を歩き、みたらい渓谷遊歩道入口(弁天淵)に到着。シュウカイドウが
出迎えてくれました。




遊歩道のわきに、カツラの巨木があります。甘い香りが漂っています。






吊橋や、網状の通路がたくさんあります。下が透けて見えてスリル満点。






みたらい渓谷最大の見せ場、みたらいの滝。岩は白く、水は青く、滝は力強い!見ていて飽きません。
神聖な場所なので、水泳やバーベキューは禁止です。






橋の上にいるだけで各段に涼しく、いつまでも見ていたくなります。






吊橋の上でバンサイ!って、小さくて見えへんやん!滝の大きさを示す写真として。






滝の落ち口。水辺まで歩いていけます。






光の滝をあとにして、階段を上ります。散策と言っても、たまにはこういう道もあります。






観音峰に登った人は覚えてるよね。観音峰登山口です。ここから再び、しばらく車道歩き。






観音峰登山口からの遊歩道は、川もおとなしくなってきて、ちょっと退屈かな。ヤマジノホトトギス
やツルリンドウ、ゲンノショウコなどの花が目を楽しませてくれます。大聖大権現社の大トチの前で。






トチの実。この実が昔から、村の飢饉を救ってきたのでしょうか。







洞川温泉に到着。M原さんとヨメのAちゃんは入浴せず、ご子息のSくんとT根さんはカラスの
行水で、14:55発のバスに乗りました。N川さん、S水さん、ともちゃんの3人はゆっくり温泉
に浸かり、温泉街の店で日本酒やごま豆腐をお土産に買って、次の15:55発のバスで帰ったの
でした。

橿原神宮前駅で降りると、ムッと暑い熱気が・・・。ああ、すぐにでも洞川に戻りたい・・・。

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