元々は1週間前の7月10日に予定されていたのですが、大型台風が接近していたため、
17日に延期しました。予定表には「ササユリを探す」とありましたが、7月も半ばを
過ぎればもうササユリは期待できません。台風が過ぎ去っていきなり真夏の暑さに
なり、今日は熱中症にならないよう、こまめに休憩しながら、ゆっくりと歩きます。
近鉄二上神社口駅に集合。体調不良によるドタキャンが3人もおられ、今日は3人だけ
となりました。先週お母様を亡くされたばかりのT根さんは、思ったより早く身の回りが
落ち着いたからと、参加してくださいました。お母様の家が二上山の麓にあり、
ご自身もこのあたりで生まれ育ったそうです。地元にも関わらず、二上山には今まで
登ったことがなかったとか。へええ。そういうものなんですね。今日は故郷の山を
堪能してください。
加守神社で準備体操してから、登山口に向かいます。「通行禁止?!」と思ったら、
ケモノ除けのゲートでした。
最初のうちはおしゃべりしながら歩いていましたが、だんだんと無口に・・・。
たまに出てくる言葉は「暑い・・・。」
登山道のわきに、いろいろなキノコがたくさん生えていました。これはまさにキノコらしい
キノコ。
大判焼きみたいなキノコも。「ともちゃん先生は何でも食べ物に結びつけるなあ。」
大きさがわかるよう、手を添えて写真を撮ってみました。
これも大きなキノコ。黄色くて、でっかいカレーパンみたい。あ、やっぱり食べ物を連想
しちゃう。
小さくてかわいいキノコもありました。
15分~20分ごとに休憩をとり、塩分チャージ飴をなめて水を飲んで、としているうちに、
大津皇子の墓に到着。謀反の疑いをかけられて捕えられ、24歳の若さで自害した悲劇の
王族です。
謀反人とされたのに、立派なお墓があるのは意外ですね。彼を死に追いやって次期天皇の座を
奪った草壁皇子が3年後に急逝し、代わりに即位した息子の軽皇子も25歳の若さで亡くなった
ことから、大津皇子のたたりと恐れられ、再葬されたそうです。
変な形にくっついた(?)木がありました。どんな生い立ちだったのでしょう?
雄岳の葛城二上神社。週末にはここで入山料を徴収されますが、平日には徴収人がいないようです。
すぐそばの木陰で休憩。山名表示板はここにありました。
馬の背でトイレ休憩したあと、雌岳の山頂へ。日陰がなく、暑い!
ちょっと下ったところにあるあずまやで昼食しました。日陰はすずしくて快適です。
バードウォッチャーが餌付けしているらしく、小鳥が近くまで寄ってきます。
動きが素早いので、後姿しか撮れなかった!エナガ???
メジロも飛んできましたよ。でも撮れませんでした。
岩屋峠まで下り、ちょっと岩屋に寄り道。あたりには冷んやりした空気が漂って気持ちがよく、
「ここで昼寝したい!」と、M本さん。分かります。その気持ち。
岩屋の前にはハンゲショウ(半夏生)が群生していました。
祐泉寺を目指して下山します。途中、冷たい水が飲める水場があり、この時期には特に
助かります。
「下山したら、駅前の中将堂本舗で中将餅を食べよう!」を合言葉に、木陰がなくなった
炎天下の車道を歩きます。
麓の山口神社の近くにある傘堂。「真柱1本のみで宝形造りの瓦屋根を支える総欅造りの
風変わりな建物」で、「他に類例のほとんどない珍しい建築遺構です」と、説明文に
ありました。「江戸時代前期にこの地の郡奉行が、主君の没後、その菩提を弔うために
建立した位牌堂」だそうです。これに梵鐘が吊り下げられていたそうです。
当麻寺の参道がら少し離れた道沿いに最近できたらしい文房具店兼カフェ兼ギャラリー
「文晃堂」。地元名物の
中将餅もメニューにあります。ここで休憩すればよかった。
このあたりの古い家にはユニークな形のしめ縄が玄関に飾られています。船?雲?
当麻寺の境内を通ります。こんな暑い中、我々のほかに歩いている人は一人もいません。
「中将姫が一夜で蓮糸で曼荼羅を織り上げた」という伝説からか、池には蓮が花を咲かせて
います。
さらに暑い車道を歩き、駅前にたどり着いた我々が目にしたもの、それは・・・。
シャッターの下りた中将堂本舗と、「休業中」の張り紙。これだけを楽しみに
歩いてきたのに・・・。
気を取り直して、駅前の小さなお店に入りました。
最近、当麻名物として売出し中のどっこいまんじゅうをいただきました。
皮ごとペースト状にしたさつまいもに米粉や生クリームを加えた生地の大判焼き(回転焼き)
です。あんこや栗、抹茶など、いろんな味のバリエーションがあります。
帰りの電車で、行きたい山、見たい花など、いろいろリクエストをいただきました。10月からの
コース選定の参考にさせていただきますね。
帰宅してすぐにシャワーでさっぱりし、ビールを飲んで30分ほど昼寝しました。目覚めたときの
爽快感といったら!こんなことで幸せになれるともちゃんは単純?いや、人間のシアワセって、
案外簡単なものかも知れませんよ。来月もシアワセ探しに行きましょー!
17日に延期しました。予定表には「ササユリを探す」とありましたが、7月も半ばを
過ぎればもうササユリは期待できません。台風が過ぎ去っていきなり真夏の暑さに
なり、今日は熱中症にならないよう、こまめに休憩しながら、ゆっくりと歩きます。
近鉄二上神社口駅に集合。体調不良によるドタキャンが3人もおられ、今日は3人だけ
となりました。先週お母様を亡くされたばかりのT根さんは、思ったより早く身の回りが
落ち着いたからと、参加してくださいました。お母様の家が二上山の麓にあり、
ご自身もこのあたりで生まれ育ったそうです。地元にも関わらず、二上山には今まで
登ったことがなかったとか。へええ。そういうものなんですね。今日は故郷の山を
堪能してください。
加守神社で準備体操してから、登山口に向かいます。「通行禁止?!」と思ったら、
ケモノ除けのゲートでした。
最初のうちはおしゃべりしながら歩いていましたが、だんだんと無口に・・・。
たまに出てくる言葉は「暑い・・・。」
登山道のわきに、いろいろなキノコがたくさん生えていました。これはまさにキノコらしい
キノコ。
大判焼きみたいなキノコも。「ともちゃん先生は何でも食べ物に結びつけるなあ。」
大きさがわかるよう、手を添えて写真を撮ってみました。
これも大きなキノコ。黄色くて、でっかいカレーパンみたい。あ、やっぱり食べ物を連想
しちゃう。
小さくてかわいいキノコもありました。
15分~20分ごとに休憩をとり、塩分チャージ飴をなめて水を飲んで、としているうちに、
大津皇子の墓に到着。謀反の疑いをかけられて捕えられ、24歳の若さで自害した悲劇の
王族です。
謀反人とされたのに、立派なお墓があるのは意外ですね。彼を死に追いやって次期天皇の座を
奪った草壁皇子が3年後に急逝し、代わりに即位した息子の軽皇子も25歳の若さで亡くなった
ことから、大津皇子のたたりと恐れられ、再葬されたそうです。
変な形にくっついた(?)木がありました。どんな生い立ちだったのでしょう?
雄岳の葛城二上神社。週末にはここで入山料を徴収されますが、平日には徴収人がいないようです。
すぐそばの木陰で休憩。山名表示板はここにありました。
馬の背でトイレ休憩したあと、雌岳の山頂へ。日陰がなく、暑い!
ちょっと下ったところにあるあずまやで昼食しました。日陰はすずしくて快適です。
バードウォッチャーが餌付けしているらしく、小鳥が近くまで寄ってきます。
動きが素早いので、後姿しか撮れなかった!エナガ???
メジロも飛んできましたよ。でも撮れませんでした。
岩屋峠まで下り、ちょっと岩屋に寄り道。あたりには冷んやりした空気が漂って気持ちがよく、
「ここで昼寝したい!」と、M本さん。分かります。その気持ち。
岩屋の前にはハンゲショウ(半夏生)が群生していました。
祐泉寺を目指して下山します。途中、冷たい水が飲める水場があり、この時期には特に
助かります。
「下山したら、駅前の中将堂本舗で中将餅を食べよう!」を合言葉に、木陰がなくなった
炎天下の車道を歩きます。
麓の山口神社の近くにある傘堂。「真柱1本のみで宝形造りの瓦屋根を支える総欅造りの
風変わりな建物」で、「他に類例のほとんどない珍しい建築遺構です」と、説明文に
ありました。「江戸時代前期にこの地の郡奉行が、主君の没後、その菩提を弔うために
建立した位牌堂」だそうです。これに梵鐘が吊り下げられていたそうです。
当麻寺の参道がら少し離れた道沿いに最近できたらしい文房具店兼カフェ兼ギャラリー
「文晃堂」。地元名物の
中将餅もメニューにあります。ここで休憩すればよかった。
このあたりの古い家にはユニークな形のしめ縄が玄関に飾られています。船?雲?
当麻寺の境内を通ります。こんな暑い中、我々のほかに歩いている人は一人もいません。
「中将姫が一夜で蓮糸で曼荼羅を織り上げた」という伝説からか、池には蓮が花を咲かせて
います。
さらに暑い車道を歩き、駅前にたどり着いた我々が目にしたもの、それは・・・。
シャッターの下りた中将堂本舗と、「休業中」の張り紙。これだけを楽しみに
歩いてきたのに・・・。
気を取り直して、駅前の小さなお店に入りました。
最近、当麻名物として売出し中のどっこいまんじゅうをいただきました。
皮ごとペースト状にしたさつまいもに米粉や生クリームを加えた生地の大判焼き(回転焼き)
です。あんこや栗、抹茶など、いろんな味のバリエーションがあります。
帰りの電車で、行きたい山、見たい花など、いろいろリクエストをいただきました。10月からの
コース選定の参考にさせていただきますね。
帰宅してすぐにシャワーでさっぱりし、ビールを飲んで30分ほど昼寝しました。目覚めたときの
爽快感といったら!こんなことで幸せになれるともちゃんは単純?いや、人間のシアワセって、
案外簡単なものかも知れませんよ。来月もシアワセ探しに行きましょー!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます