不思議なもので、何かに集中している人間は、例外なく魅力的に見える。
よく知られているように、私たちは好きなことしているときに、脳内から快楽ホルモンが分泌されやすい。
快楽ホルモンは、私たちの表情をイキイキとさせたり、肌のツヤを良くする働きをする。
楽しいことをしているときの人間は、だから輝いて見えるのだ。
魅力的な顔になりたいのなら、自分の好きなことに熱中することだ。
自分が好きなことを話題にすれば、他人にも面白おかしく話すこともできる。
なにせ、自分が心から好きなことなのだからだ。
付け焼刃のネタを仕込んだところで、他人に面白く聞かせることは出来ないが、自分自身が面白いと感じていることなら、相手だって面白く聞いてくれるものである。
かくいう筆者は、心理学者の面白いネタをたくさん知っているが、自分が面白いと思って勉強したことなので、楽しく語ることができる、というわけである。