キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

小沢の”深謀遠慮”

2014-07-06 15:42:53 | Weblog

民主党代表海江田の呼び掛けでみんなの党、結いの党との党首会談が行われるようだ。これに生活の党の小沢が参加したい。小沢は2012年消費増税に反対し、小沢の子分衆院議員37人、離党した参院議員12人計49人を束ねて、新党『国民の生活が第一』を旗揚げした。民主党は当然衆院の37人を除籍処分にした。その後民主党を先に離党した”浮き草”の連中と離合集散を繰返した。参院選、衆院選でこれらの石コロ議員は悉く落選した結果、衆院7人、参院2人、計9人の国会議員数に減った、やっと野球1チームだ。小沢の『政治は力なり。力は数なり。数は金なり』の政治哲学から外れて2年近くなる。そこで小沢の得意芸『乗っ取り、壊わして創る』がまたぞろ蠢動し始めている。先ず参院副議長になったが相変わらず参院民主党のドンで海江田を操っているオコゼ輿石と小沢ラインがある。民主党には政党助成金150億円を効果的に使えず、眠っている。このカネは小沢にとって垂涎の的だ。小沢の意を受けた第一の子分幹事長鈴木が民主党幹事長大畠、国対委員長松原に対し、野党共闘態勢を築く為、「党首会談に誘って欲しい」と要請した。民主党に後脚で砂を掛けて離党した過去や、強引なやり方に『小沢アレルギー』を感じる議員も相当数存在する。またもや庇を貸して母屋を取られるのでは好い面の皮だろう。松原が「まずは政調レベルで議論した上で、トップ会談をすべきだ」とし、首脳会談には直ちにOKしなかった。小沢オオカミが海江田赤頭巾をペロリとやりかねない。店主がとろいと番頭は気苦労が多い。左派と右派に分離している民主党、小沢は突き入る隙を狙っている。写真はフサオマキザル、下はアビシニアコロブス