国会中継中のテレビから意味不明の言葉が聞こえてきた。「・・機雷をシキセツして・・・」7月14日衆院予算委員会『集団的自衛権』の集中審議をしていた。日本維新の会代表の松野頼久議員が質問中だった。「事例集にチャンと出ているではないですか。戦闘地域において我が国の船舶が多数航行する重要な海峡に機雷を『シキセツ』され危険に遭う可能性が高い中、各国が協力して機雷掃海を行っているにも拘らず・・・」『シキセツ』は『敷設』の誤読だった。『敷』は常用漢字で難読な字ではない。これは松野センセイの漢字、国語力がこんな程度だと偶然露見したに過ぎない。漢字テストと言えば民主党副代表の石井ピンセンセイだ。2009年1月20日参院予算委員会で麻生首相の漢字の使用、読み方についてイチャモンをつけた。白いボードに漢字の熟語などを大きく書いて持ち込んで質問した。ピン自身が読めなかったからだろう。引用すると①就中②唯々諾々③揶揄④畢竟⑤叱咤激励⑥中興の祖⑦窶し⑧朝令暮改⑨愚弄⑩合従連衡⑪乾坤一擲⑫面目躍如の12問だ。麻生首相が所信演説で『未曾有』を誤読したのが祟った。普段からアニメが好きだ、漫画はよく読むと太郎君が話していたから、漫画ばかり読んでいるからなどとテレビの寄生虫コメンテーター(この虫共も大同小異、目糞鼻糞を笑う類だ)などがバカにしたり、カラカッタリした。このピン質問に対して貴重な予算委員会の時間を浪費して下らぬと全国から抗議や苦情が民主党本部に殺到したようだ。このピン先生は常に物議を醸すような問題発言した。2008年「公明党はバイ菌みたいなものだ」 2009年「1票位、聖徳太子1枚位出せば十分取れる」いわゆる買収だ。 2010年長崎県知事選で「民主党候補を選ばないのであれば、民主党政権は長崎に対して”それなりの姿勢”を示すと恫喝。2010年川上議員のパーティーで「少し語弊があるかも知れないが、鳥取県や島根県は人が住んでいるのか、牛が多いのか、山やら何かあるが、人口が少ない所で、日本のチベットみたいなものだ」と差別、蔑視した。2011年愛知県知事選で民主党候補を破って当選した大村秀章(自民党を離党)に対して『自民党の脱北者』と揶揄した。2011年5月日本・フィリピン友好議員連盟会長としてフィリピンを訪問中、2人の民主党議員生方幸夫と那谷屋正義と共に、セント・エレナゴルフクラブで、「被災者(東北大震災)の方から見れば『何だ』という気持ちになるでしょうね」「国内では目に付くが、国外ならば判らぬだろうと思った」などと言い訳をしたが、震災後初のゴルフを満喫した。後日これがバレテ民主党東北地方太平洋地震対策副本部長を辞任。2012年のフィリピン渡航も5/3~5/6の訪問予定だったが、実際には、4/27~5/7の11日間だった。開会中に7日間を越える海外渡航は本会議の議決が必要だが、無断で訪問日程を変更したものだ。結局責任を取らされて参議院予算委員長の辞表を提出した。2013年7月21日の第23回参議院議員通常選挙で落選した。柄が悪くだみ声の石井一センセイでも25年議員を続けていれば、業績、お行儀など関係なく衆議院永年在職議員となり、馬齢でも70歳過ぎれば旭日大綬章を受章できる。国旗、国歌も嫌いな社民党議員さえ勲章となれば辞退はしない。貰える物は何でも貰う。どうせ旭日大綬章の受章者の多くは政治家(屋)と官僚だ。決めるのは政府と官僚だからお手盛りだ。写真はクマバチ(熊蜂)、アブ(虻)