キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

「さかずきの中の嵐」こちとら国民には関係ないことで・・・

2014-09-12 09:12:42 | Weblog

橋下の『日本維新の党』38人と江田の『結いの党』14人が合同しようと話し合っている。江田は維新の会に吸収合併したと見られたら沽券か関わると『維新』を使うのに大反対、議員がたった14人しかいないのに過半数を握っているような鼻息の荒さ、破談をちらつかせて抵抗した。さすがの橋下も呆れて「『あ党』でも『い党』でも『う党』でもいい」とやけのやんぱち状態だった。擦った揉んだ末、投票して、やっと党名を『維新の党』にすることに決着したようだ。両党から2文字ずつ取った。党名でこれだけ揉めるようでは今後の党運営がスムースに行く筈がない。一匹オオカミの江田と個性の強い橋下、油と水、犬猿の仲の2人が一緒になっても近いうちに破局を迎えるだろう。分かれる時には『政党助成金』の分配でまた揉めるのは必定。こちら江田が枝別れした『みんなの党』がこれから揉める。金を借りたのを暴露され党代表を辞めて、これまで行方を晦まし公の場所、国会にも姿を見せなかった渡辺喜美アジェンダが、ほとぼりが冷めただろうと頃合を見て出て来た。冬眠から覚めたアナグマだ。早速記者会見して「浅尾代表が野党再編に走るのであれば、辞めてもらいたい」と、これまた高飛車に出た。アジェンダは「弱小野党再編では政策の実現は難しい。テコの原理で安倍内閣を動かしていく。その延長線上に与党再編がある」これは噛み付き亀の『国民新党』が民主党にくっ付いた『小判鮫』居候作戦だ。数人の党でも『大臣席』を1人確保できるし、手持ちの政策も捻じ込めるので効率が良い、三日やったら止められない『丸マルまる』と同じだ。29日開会の臨時国会前に両院議員総会の開催を求め、浅尾代表の見解を質す方針だ。浅尾が日本維新の会橋下と6日に会談したことに不満を募らせている。みんなの党も衆院9人、参院12人の21人だ。維新、結い、みんなの党3党はコップならぬ小さな盃だ。『小盃の中の嵐』で揉めてモメテ醜態を晒せば有権者はどんどん離れて行く。こんな少人数の党も掌握できぬ手合いが『天下国家』を論じても臍が茶を沸かす。国民は烏合の衆の民主党で散々懲りている。頭数をただ集めたのでは民主党と同じだ。応援もしないし、期待もしない。次の選挙で雲散霧消するだろう。写真は海鵜2羽がソッポを向いている。下は雨粒が付いたくもの巣、乾けば跡形なく消える。弱小政党の姿だ