朝日の『お得意の記事捏造の手法』が東京電力福島第一原子力発電所所長吉田証言の調書を巡る記事で判明した。これはスクープだ、他社には判らぬと高を括って東電悪玉、民主党菅政権を善玉にした『勧善懲悪』の朝日創作のシナリオを書いた。これに吉田調書の吉田氏の証言の都合のいい所を摘み食いしたり、並び替えたりして5月20日朝刊で、「所員の9割が所長命令に違反し、約10キロ離れた第2原発に撤退した」その後産経新聞が報道、続いて読売新聞が続いたので、朝日の虚報がはっきりした。この朝日の捏造に近い誤報があったので、政府が吉田調書、カン、細野、枝野などの調書も公開した。これで朝日のスクープ記事の内容が摘み食いの虚報だったのが我々にも判明した。米紙ウォール・ストリートジャーナルは「主要紙の社長が誤報を謝罪」と書いた。朝日の誤報記事を鵜呑みにした世界の有力メディアは「パニックに陥った所員たちが逃げ出した」と報道。ニューヨーク・タイムズは「数百人の所員は命令に違反して被害を受けた職場を放棄した」英紙タイムズは「勇敢にメルトダウンに立ち向かった所員たちは『フクシマの50人』として有名になったが、全く異なる恥ずべき物語が露になった」と報じた。韓国紙は「所員の多数が責任者の命令に従わず脱出した、日本版セウォル号事件と注目」「福島事故でも、セウォル号の船員達のように逃げ出した」”一犬虚を吠ゆれば万犬実を伝う”朝日は慰安婦問題と同様に虚報を世界中に伝播させてしまった。朝日が書いたように所員が90%逃げ出せば、その後福島原発の作業は不可能になる。それが汚水対策など次々に防護作業が行われているのであるから、自明の理だろう。9割撤退していては不可能な事だ。朝日は慰安婦記事を訂正しても謝罪はなかった。続いて吉田調書の誤報も明白になって、やっと木村社長が謝罪した。高校野球開会式の挨拶で『正々堂々と・・』など注文は付けるが社会的に多大な責任がある大新聞社が言を左右にして、屁理屈を並べ、詭弁を弄して、言い訳にならぬ言い訳をする、オノレの責めを負わない。今回も産経、読売両紙の報道で朝日の誤報、捏造が明るみに出た。これがなければ口を拭って、”盗人猛々しい”鉄面皮で済ましただろう。朝日は産経新聞社、週刊ポスト、FLASHなどに逆捩じを食わせ『抗議書』を送って、いちゃもんを付けていたが、虚報がばれたので「お詫びの意思を伝えた」と書いている。朝日新聞がイエローペーパーだったのが世界中に知れ渡った。朝日の記事は今後大学入試問題にはならないだろう。新聞記事作成のワルの教材には使える。写真は海上自衛隊旗。朝日新聞社旗はこれの1/4に似ている。下は三笠公園、戦艦三笠が記念艦として保存。