”貧すれば鈍する”というが、岡田民主党も落ちる所まで落ちた感がある。野党5党の幹事長・書記局長会談も共産党の山下に仕切られている。この5党会談で山下が『しんぶん赤旗』を配った。1面を飾っていたのは『宮城で共産・民主政策協定』記事は「参院宮城選挙区で共産党が公認していた新人候補を取り下げ、民主党現職の桜井充を推薦した。桜井は両党の県組織と仙台市で『安全保障関連法廃止、不公平税制の抜本的改革などの政策協定を結んだ」常日頃の言動や国歌、国旗法に反対票を投じている桜井は共産党とそれほど相違がない。桜井に恩を売り、手懐けておけば将来利用できると読んだ。どうせ当選出来ぬ代物(新人)に供託金300万円を含む多額な選挙費用を掛けずに済む。一石二鳥だとアカミミガメ志位は”エビ”では勿体ないと”鼻糞で鯛(雑魚か)を釣る”を実践したものだ。改選される桜井にしてみれば、民主党の支持率は一向に上がらず7%前後を低迷している。こんな状況では当選はとても覚束無い、選挙に落ちればただの人だ。”溺れる者は藁をも掴む”心境だ。死に物狂いで飛び付いた。衆院選で21人当選した勢いで、当初えらく鼻息荒く、牡馬並みに調子付いていた志位は、野党4党首との会談では、参院選『1人区』での共産党候補者の取り下げと引き換えに『国民連合政府』構想と議員の無所属を要求していたが反対されたので条件を下げ①安保法制の廃止を共通目標にする②国政選挙などあらゆる場面で出来る限りの協力する旨、合意した。民主党内でも『共産党アレルギー』があるのにも関わらず、共産党と組んで選挙戦を闘う『蛮勇』は正気の沙汰ではない。最も予算委員会で閣僚発言から片言隻句の揚げ足取り、週刊誌の記事をネタに、匿名メール1本で安直な質問をする官僚クズレが、蔓延(はびこ)る民主党のジリ貧に太鼓判を捺してもいい。民主、維新合流で党名さえも揉めて決められず、遂に公募した党名の中で民主党は『立憲民主党』を選び、一方民主党を除名された松野など維新は『民進党』を主張。これも対立して決められず世論調査で決めるそうな。お粗末な連中だ、これじゃ~政策も公募して、取捨選択は世論調査の人任せでどうだ。全く主体性がない。ポピュリズムも極まれり。写真はオオカンザクラ(大寒桜)だ。