キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

民進丸の操舵は左、右?

2016-03-19 14:41:32 | Weblog

民主、維新の2党、合流は決めたが党名は決められず、擦った揉んだの末、新党名を国民から募集、その中から2つに絞り、世論調査の末やっと決まった党名が『民進党』。これは台湾の民主進歩党=民進党と同じだ。真似たではないかと言われても、ぐうの音も出ない。智慧のない話だ。次に英語表記でまた揉めた。維新は『The Democratic Innovation Party』(略称DIP)民主は『The Democratic Party of Japan』を主張していた。『DIP』は米俗語で『間抜け』(することに抜かりが有る様子・人)の意味があるとネットで騒がれた。そこで『Democratic Party』(DP)に決まった。innovationに拘っていた江田は『DIPには市民の政治参加、深化という意味も有る』と訴えていたが了承したようだ。あれだけ騒いだ党名も英語では『民主党』だから、とんだお笑い草だった。”蛇が出そうで、蚊も出ない”お粗末な限り。お次は『民進党の綱領・規約・人事』で揉めるだろう。民主党では民進党綱領原案にある「2030年代原発稼動ゼロを目指す」の文言を「原発に頼らない社会を目指す」に修正したそうだ。一部労組からクレームが出たからだ。原発関連の労組にしてみれば、己の首を絞め兼ねない。一方維新では代表解職請求規定で「党大会で代議員の1/2以上の賛同がある場合は、代表解任選挙の実施を発議できる」に異論が出たそうだ。多数の民主と少数の維新の合併だ。多数決では当然、維新が不利なる。元来民主党の左翼は共産党、社民党以上、右は自民党クズレの『ごった煮』。そこへ一匹オオカミの江田などの、おれが、オレがの連中が混ざるから一筋縄では行かない。『民進丸』はドックで建造中だが、無事進水出来るか、とんとん拍子には進むまい。進水すれば今度は操舵室内で面舵、取舵で揉めるだろう。民主党の支持率は消費税並みだ。共産党に鼻面を取られて引き回されているフランケン岡田牛では、到底国民の支持率アップは望めまい。写真、トサミズキ、下はマンサク。