加藤紘一議員に「秘書の罪は国会議員の罪である。・・自身の為にも早く出処進退を明らかにされた方が良い」鈴木宗男議員には「議員の分身とも言われる会計責任者の逮捕は、議員本人の責任である。辞職を求める」民進党政調会長になった山尾志桜里が過去に他の議員を責めた言葉だ。立派なものだ、敬服する。その山尾がデタラメな政治資金の使い方を『週刊新潮』に掲載されて、ダンマリを決め込んでいたがやっと記者会見した。「ガソリン代の購入額が多かったのは秘書が請求したのであり、他人が捨てた領収書まで悪用したようだ。秘書が使い込んだ可能性がある。告訴を検討している。政調会長も議員も辞める気はない」山尾が脳天から出たような声で言い訳をした。秘書が辞めて現在行方不明だと言う。誠に都合良く辞めて雲隠れしたものだ。他の議員秘書の不祥事にはあれだけ「議員は同罪である。辞職せよ」と声高に叫んでいたのに己の事に付いては「悪いのは秘書であって私は無関係でだ、私は被害者だ」とシャ~シャ~蛙の面に小便、検事クズレだけに犯人を仕立てるのなど、御手の物、朝飯前だ。41歳だが、言っているセリフ『良い事は私、悪い事は秘書』では昔の議員と全く同じだ。『他人さまには厳しく、身内や己には甘く』これが民進党の党是のようだ。代表のフランケン岡田は「しっかり、明確に説明された。きちんと答えていた」と述べている。山尾の言い訳は、秘書がやった事にしており証拠や根拠も全く提示していない。これで『明確』とは呆れる。共産党から真っ赤な秋波を送れて、フラフラとめまいを起こして視点が定まらないようだ。若手の女性議員を目玉すれば好感を与えるだろうと副代表にレンホウ、政調会長に山尾を起用してみたがたが、これも起爆剤になっていない。却って反感を抱かせているのではないか。国民を舐めた人事だ。