草加市議・佐藤のりかず公式ブログ

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草加市公共施設等総合管理計画(素案)の改定ポイント

2023年02月09日 | 市政・議会・活動など

現在、改定作業中の「草加市公共施設等総合管理計画(素案)」について、市民等からの意見を募集するパブリックコメントが3月6日までおこなわれています。栄中学校の建て替えなどが明記された一方、学校単位での保育園やコミュニティ施設との複合化なども検討として挙げられています。そのうち、2039年度までの各計画期間ごとの主な内容をまとめました。

 

①計画期間2023~27年度の主な内容

今年4月からスタートするこの計画期間は具体的に実施する内容がメインとなっています。

  • 栄中学校:適正規模での建て替えを検討。
  • 瀬崎小学校:敷地内で瀬崎児童クラブの移転(移設)を検討。
  • 市民温水プール:適正規模での建て替えを行う。
  • 養護老人ホーム松楽苑:適正規模での建て替えを検討(現地か近隣地で建て替えを検討)
  • 西町職員住宅:解体工事を行う。※跡地に市営住宅「(仮称)西町住宅」を建設し篠葉住宅、神明住宅が移転予定
  • 北谷書庫:解体工事を行う。
  • 消防本部:まつばら綾瀬川公園南側公共用地に移転する。
  • 市民交流活動センター谷塚サービスセンター、青少年交流センター、谷塚児童センターは現地での更新を検討。市民活動センターはまつばら綾瀬川公園南側公共用地への移転を検討。

 

②計画期間2028~31年度の主な内容

  • 草加中学校:老朽化しているA棟・B棟はプレハブ棟の機能と合わせて施設更新を検討。
  • 奥日光自然の家:適正規模での建て替えを検討。
  • 篠葉住宅、神明住宅:西町職員住宅解体後の跡地へ移転を検討。
  • やつか保育園、谷塚ミニコミュニティセンター、谷塚南ミニコミュニティセンター市民交流活動センター解体後の跡地に新設する施設への移転による複合化を検討。

 

③計画期間2032~35年度の主な内容

  • 川柳中学校川柳文化センターを移転統合し複合化施設として建て替えを検討。
  • 八幡小学校しのは保育園、八幡コミュニティセンターを移転し複合化施設として建て替えを検討。
  • 草加小学校住吉児童館(児童クラブ)を複合化した上での建て替えを検討。
  • 新里小学校柳島コミュニティセンター、やなぎしま保育園を移転し複合化施設として建て替えを検討。
  • 勤労福祉会館:新田駅西口土地区画整理事業地内の公共施設整備予定地への移転を検討。
  • 中央公民館、草加北ミニコミュニティセンター:まつばら綾瀬川公園南側公共用地への移転を検討。
  • 勤労青少年ホーム:まつばら綾瀬川公園南側公共用地への移転を検討。

 

④計画期間2036~39年度の主な内容

  • 新栄小学校しんえい保育園、新栄児童センターを移転し複合化施設として現地建て替えを検討。
  • 八幡北小学校やはた保育園を移転し複合化施設として建て替えを検討。やはた保育園分園は移転統合するやはた保育園と機能集約を検討。
  • 川柳小学校:老朽化しているB・C棟と屋内運動場は建て替えを検討。
  • 高砂小学校:C棟は適正規模での建て替えを検討。
  • 瀬崎小学校せざき保育園、瀬崎コミュニティセンターを移転し複合化施設として建て替えを検討。
  • あさひ保育園、しんぜん保育勤労福祉会館移転後の跡地への移設を検討。
  • あおやぎ保育園川柳文化センター川柳中学校と統合された跡地への移転を検討。
  • 草加市文化会館:ホール棟とコミュニティ棟は適正規模での建て替えを検討。
  • 市民体育館:適正規模での建て替えを検討。
  • 環境業務センター・消防署青柳分署:青柳分署は現地より北部への施設移転を検討。施設移転ができない場合は、環境業務センターとの複合化施設として建て替えを検討。環境業務センターは適正規模での建て替えを検討。

 

以上が2039年度までの検討に掲げられた項目(2040年以降の内容は素案でご確認ください)です。個人的な見解ですが、非常に重要な検討項目が掲げられている一方で、②以降の期間は実態に合わない内容や市民サービスを大きく後退させかねない検討項目も散見されます。これら計画素案の内容について3月6日までは自由に意見を提出することができます。

 

⇓計画素案の詳細はコチラ⇓

草加市役所ホームページ【草加市公共施設等総合管理計画(素案)】

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栄中学校建てかえが草加市計画に位置付けられました!パブリックコメントはじまる

2023年02月08日 | 子育て・教育

ついに!栄中学校の建てかえ方針が草加市の計画案に明記されました。

現在、草加市が改定作業を進めている「草加市公共施設等総合管理計画(素案)」で、栄中学校について2027年度までに「適正規模での建て替えを検討する」と明記されました。計画素案について意見を募集するパブリックコメントが3月6日までおこなわれています。

佐藤憲和は改選前の議会で唯一、栄中学校の建て替えを求めてきました。昨年6月議会の一般質問で浅井市長(当時)が、栄中学校の建てかえ方針を表明。10月には、山川新市長に建てかえ方針の堅持と早期実現を市民共同議員団で要望。そして、今回の計画素案に明記されました。

草加市が今後20年間で小中学校を一校も建てかえないとした計画を打ち破りました。みなさんの声が草加市政を動かした瞬間です!!

 

■草加市公共施設等総合管理計画(素案)の抜粋

※栄中学校について記載されている箇所を佐藤が抜き出しました

計画の詳細や意見提出については→草加市役所ホームページ【草加市公共施設等総合管理計画(素案)】

 

■栄中学校の生徒が1.3倍となる見通し

旧松原団地の建てかえにより、栄中学校や松原小学校は児童数の大幅な増加が見込まれています。草加市の試算では、松原小学校は現状の最大1.4倍、栄中学校は1.3倍に生徒数が増える見込みです。これら見通しについて草加市教育委員会は、現状の校舎での受け入れは不可能では無いとしつつも、運用に際して問題が生じることも考えられるとの認識を示しています。

新しいまちづくりを進めて、いざ子育て世帯が増えたら「学校がキャパオーバー」では仕方ありません。少しでも早く建てかえが実現するよう引き続き求めていきます。

 

【関連記事】

小中学校建てかえ要望書を山川市長に提出しました(2022年11月22日)

栄中学校の建てかえを市長が明言!(2022年6月3日付) 

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市営住宅の建てかえ計画案ができました!草加市

2023年02月07日 | 市政・議会・活動など

草加市が、旧西町職員住宅を解体して跡地に市営住宅「(仮称)西町住宅」を新設する計画案を公表しました。広く意見を募集するパブリックコメントが3月6日までおこなわれています。

草加市が公表した「草加市市営住宅個別施設計画(草加市市営住宅長寿命化計画)素案」によると、すでに入居者がいない西町職員住宅を2025年度に解体し、跡地に新たに市営住宅「(仮称)西町住宅」を建設します。そして、老朽化した神明住宅とアスベスト問題がある篠葉住宅の現入居者が、2026年度から西町住宅に入居する計画です。

草加市がコンサルタントを入れて検討した結果、佐藤憲和が2022年2月議会で提案した建てかえプランがほぼそのまま採用されるカタチとなりました。建設型の市営住宅は、初期の建設費用がかかっても一定期間を過ぎると収益化していく施設です。福祉と財政の両者を担える「建設型市営住宅」の存続・建てかえを引き続き提案していきます。

 

■昨年の議会で「建てかえプラン」を提案

2022年2月議会で、佐藤憲和は市営住宅の計画的な建てかえプランを市に提案しました。

草加市にある市営住宅のうち、市が建設・保有する「建設型市営住宅」は7カ所(186戸)ありますが、築47年から築54年が経過し老朽化が課題となっています。また、草加市には職員向け住宅が2カ所あります。築49年の西町職員住宅はすでに入居者は無く、築50年の旧北谷教職員住宅は解体予定となっています。両方とも今後の利用方法は決まっていません。

そこで、職員向け住宅跡地を活用した市営住宅の建てかえを提案しました。

具体的には、職員向け住宅の敷地(跡地)に、新たな市営住宅を建設し、そこを起点として市営住宅を順番に建てかえていく方法です。例えば、西町職員住宅跡地に新A住宅を建設し、旧A住宅の居住者が新A住宅に引っ越した後、旧A住宅跡地に新B住宅を建設し…という流れです。

居住者が住み慣れた地域から引っ越さなければならないデメリットなどもありますが、現位置での建てかえでは課題となる「仮設住宅の確保」が不要です。高齢化(単身居住者の平均年齢73.2歳)している居住者が2回にわたり引っ越さなければならない負担も1回に軽減されます。

提案に対して草加市は、「有用な手法の一つであることと認識している」とした上で「入居者への影響や財政面などを総合的に勘案したなかで判断してまいりたい」と答弁しました。そして、今回の計画素案が完成しました。

 

■建設型市営住宅とは

草加市には、市営住宅が12カ所(266戸)あります。そのうち、市が建設・保有する「建設型」が7カ所(186戸)、コンフォール松原など民間集合住宅の一室を借りている「借上型」が5カ所(80戸)です。全体の7割が建設型です。

建設型のメリットは、初期投資がかかる一方、借上型に比べてランニングコストがおさえられる点や、一定年数を経過すると収支がプラスに転じる収益性、永続性:建設後は耐用年数まで使用できる点などがあります。一方、耐用年数まで建てかえや用途廃止がおこなえない点や間取りの改修などが困難な点、市が管理するため法定点検や改修等の維持管理費用が発生するなどが課題とされています。

 

■市営住宅の配置と建て替えの計画図

草加市市営住宅個別施設計画 (草加市市営住宅長寿命化計画) 素案の概要より抜粋。

 

⇓計画素案の詳細や意見提出はコチラ⇓

草加市役所ホームページ【草加市市営住宅個別施設計画 (草加市市営住宅長寿命化計画) 素案】

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不登校の現状について草加市支援室と意見交換

2023年02月04日 | 子育て・教育
昨日、草加市教育委員会教育支援室と意見交換を行いました。
小中学校における不登校の現状や課題、教育支援室や各学校の取り組みなどについて再確認しました。

2022年11月末現在、草加市内小中学校で30日以上欠席している不登校の児童生徒は合計418人で、前年同月と比べて43人増えているとのことです。教育支援室によると、小学校は前年と同水準ですが、とくに中学校は前年同月より50人増の323人となっているとのことでした。
傾向として、学年が上がると人数が増えている点や新型コロナの影響などが増加要因としてあげられました。とくに、現中学生はずっとコロナ禍での中学校生活を送っていることによる影響などの実態を伺いました。また、教育支援室が不登校となった児童生徒が主な対象となっていることによる難しさなども意見交換。引き続き、子育て世代の当事者として支援策の充実をめざしていきます。






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2月3日から松原児童青少年交流センターミラトンに「小惑星探査機はやぶさ」実物大模型展示-草加市

2023年02月03日 | 子育て・教育

本日2月3日から、草加市立松原児童青少年交流センターmiraton(ミラトン)に小惑星探査機「はやぶさ」「はやぶさ2」の実物大模型が展示されます。

松原児童青少年交流センターmiraton(ミラトン)は、2023年1月4日にオープンしたばかりの施設です。

展示期間は2月3日から5日までで、入場無料です。感染防止のため、当日10時から先着順で整理券を配布(1時間あたらい50人程度の入替制)とのことです。

 

■小惑星探査機「はやぶさ」「はやぶさ2」実物大模型展示のチラシ

学校で配られたようで、子どもが持って帰ってきました。

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