先日、同窓会の集まりがあった。
日曜祝日の無い仕事に就いていたため
しばらくご無沙汰だったが、今回久しぶりに参加。
そこで部活の話になる。
参加者20数名のうち、数えたら半数以上がブラスバンドの仲間だった。
「これは異常だ!」
ということになる。
田舎なら当然だが、就職や結婚で故郷を離れた者のほうが多い。
その中で残った地元や近隣在住組に
ブラスバンドがこんなに多いのは、普通ではない。
部員に自営業の後継者が多かったこと
都会に出ても出世できそうにない者が多かったこと
などの理由が挙げられるが
それにしても珍しいことではないか…。
「これは、バンドを結成しろという啓示だ!」
「そうだ!そうだ!」
いつもながら、我が同窓会はノリがいい。
さっそく事務局を設置。
飲食店経営の女子の店。
会長…建設業の男子。
副会長…ヒマな私。
ついでだから…と部員でなかった者も巻き込むことにする。
「え~?無理だよ~!ボク、無線部だぞ」
あんた、確かヤマハに行ってたよねっ!ネタはあがってんだ!で決定。
「私、楽器なんてやったことないし~!」
あんた、保母じゃんっ!必須でピアノがあったはず!で決定。
ガタガタ言う者は、鈴、カスタネット、トライアングルでお茶をにごす。
ブラスバンドの頃、私のパートはフルートだった。
高校の時は、個人のバンドでギターなど弾いていたが
下手なのでほとんど格好だけ。
たまに「ア~♪ウ~♪」とあいの手を入れる。
ま、にぎやかし…というやつだ。
他にもスリー・ディグリーズ(知らんだろうな~)を夢見て
コーラスグループを結成。
歌のうまい子にほとんどを任せ、やっぱり「ア~♪ウ~♪」。
今回も、できれば慣れたフルートをやりたいが
そんなもん、バンドでやるのは
ブルー・コメッツ(知らんだろうな~)くらいしか知らない。
フルート担当のおじさまは、バトントワリングみたいに
ソロが終わると、フルートをクルッと回して脇に収めるのが
かっこよかった…。
吹奏楽のバンドは、私の夢であった。
このさいアルトサックスにチャレンジしてみようかと思っている。
演奏になるならないは別にして、みんなで何かをやる…
楽器に触れる日常を送る…
というのにあこがれていた。
それが気心の知れた仲間で出来るなんて最高じゃ~ん。
打ち合わせは粛々と進行する。
楽器は各自で調達。
練習場所は、サティアンと呼ばれる同級生の隠れ家。
まだ「たら」「れば」の段階なのに
話しているだけで興奮してしまう。
夏祭りに出よう…などという大胆な意見もあるが
まずは3年に一度の同窓会で披露…が目標。
次の目標である、老人ホームの慰問が出来るようになる頃には
自分たちも入所しているのではないかと思われるが
一同、できるだけ持ちこたえることを決意。
「じゃあ、これから携帯に連絡が増えると思うのでよろしく!」
会長が言う。
我々が揃って最初にした活動は、携帯文字の拡大であった。
日曜祝日の無い仕事に就いていたため
しばらくご無沙汰だったが、今回久しぶりに参加。
そこで部活の話になる。
参加者20数名のうち、数えたら半数以上がブラスバンドの仲間だった。
「これは異常だ!」
ということになる。
田舎なら当然だが、就職や結婚で故郷を離れた者のほうが多い。
その中で残った地元や近隣在住組に
ブラスバンドがこんなに多いのは、普通ではない。
部員に自営業の後継者が多かったこと
都会に出ても出世できそうにない者が多かったこと
などの理由が挙げられるが
それにしても珍しいことではないか…。
「これは、バンドを結成しろという啓示だ!」
「そうだ!そうだ!」
いつもながら、我が同窓会はノリがいい。
さっそく事務局を設置。
飲食店経営の女子の店。
会長…建設業の男子。
副会長…ヒマな私。
ついでだから…と部員でなかった者も巻き込むことにする。
「え~?無理だよ~!ボク、無線部だぞ」
あんた、確かヤマハに行ってたよねっ!ネタはあがってんだ!で決定。
「私、楽器なんてやったことないし~!」
あんた、保母じゃんっ!必須でピアノがあったはず!で決定。
ガタガタ言う者は、鈴、カスタネット、トライアングルでお茶をにごす。
ブラスバンドの頃、私のパートはフルートだった。
高校の時は、個人のバンドでギターなど弾いていたが
下手なのでほとんど格好だけ。
たまに「ア~♪ウ~♪」とあいの手を入れる。
ま、にぎやかし…というやつだ。
他にもスリー・ディグリーズ(知らんだろうな~)を夢見て
コーラスグループを結成。
歌のうまい子にほとんどを任せ、やっぱり「ア~♪ウ~♪」。
今回も、できれば慣れたフルートをやりたいが
そんなもん、バンドでやるのは
ブルー・コメッツ(知らんだろうな~)くらいしか知らない。
フルート担当のおじさまは、バトントワリングみたいに
ソロが終わると、フルートをクルッと回して脇に収めるのが
かっこよかった…。
吹奏楽のバンドは、私の夢であった。
このさいアルトサックスにチャレンジしてみようかと思っている。
演奏になるならないは別にして、みんなで何かをやる…
楽器に触れる日常を送る…
というのにあこがれていた。
それが気心の知れた仲間で出来るなんて最高じゃ~ん。
打ち合わせは粛々と進行する。
楽器は各自で調達。
練習場所は、サティアンと呼ばれる同級生の隠れ家。
まだ「たら」「れば」の段階なのに
話しているだけで興奮してしまう。
夏祭りに出よう…などという大胆な意見もあるが
まずは3年に一度の同窓会で披露…が目標。
次の目標である、老人ホームの慰問が出来るようになる頃には
自分たちも入所しているのではないかと思われるが
一同、できるだけ持ちこたえることを決意。
「じゃあ、これから携帯に連絡が増えると思うのでよろしく!」
会長が言う。
我々が揃って最初にした活動は、携帯文字の拡大であった。