曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

もし自分がホンダ・N ONEを買うとしたら、という妄想

2014-02-22 20:30:00 | クルマ
もし僕が軽自動車を買うとしたら、ホンダのN ONEにするだろう。割とマジで。そのために試乗もしたし。試乗して、その過激な走り味を体験して、ますます気に入ったし。

というわけで、今日は、もし僕がホンダ・N ONEを買うとしたら、どのグレードにするのかを考えてみる。

ホンダ・N ONEは、ホンダの新世代軽自動車Nシリーズの一つ。N BOXやN WGNと同じプラットフォームに大昔の大ヒット車N360風の皮を被せたモデルである。

まず、自然吸気かターボかだが、迷わずターボだ。軽ターボは高速道路の合流が~とか、追い越しがどうのとか書かれるが、僕の場合は実際にコイツのターボモデルに試乗して、その無造作で荒っぽい加速感に惚れたからである。

ターボということは、ツアラー、ツアラーLパッケージ、プレミアム・ツアラー、プレミアム・ツアラーLパッケージのどれかということだ。N ONEではターボ=ツアラーである。言葉の使い方として。

プレミアムはグリルの下部 (ラジエータの開口部) の黒い部分が横に広がっており、そこにフォグライトが仕込まれている。黒い部分はプレミアムじゃないほうが可愛いいと思うけど。プレミアムは、他に本革ステアリングと15インチアルミホイール、ディスチャージヘッドライトなどがついてくる。

Lパッケージは、パドルシフトやサイドミラーウインカーがつく。ただのツアラーでも、Lパッケージならディスチャージがつく。

プレミアムツアラーは、ただのツアラーよりJC08モードで約1km/l燃費が悪い。

というのが、N ONEターボのざっくりしたグレード・タイプの違いだ。

ただのツアラーがいいなと最初は思った。パドルシフトは絶対に必要なので、ツアラーLパッケージ。ただのツアラーなら、アルミホイールが14インチだというのもある。プレミアムの15インチは、ちょっとタイヤが薄すぎる。

が、ただでさえ細い軽自動車のタイヤだ。薄くても1センチ太いタイヤを履くプレミアムのほうがいいのでは? ただのツアラーは15.5センチで、プレミアム・ツアラーは16.5センチである。まあ、後ろから見ても分からないほどの違いだろうが、僕は軽自動車の細いタイヤが好きではないのだ。少し小回りも効かなくなるが、プレミアム・ツアラーLパッケージに決めた。一番高いやつである。パドルシフトは、フィットでもストリームでもずっと使ってきたので、ないと不安。草津の狭い路地の急坂とかで、何度パドルシフトで助かったことか。キックダウンできないときもあるので、任意にギアを落とせないと僕は不安だ。

色は白と黒のツートーン。この車は方向性がBMW MINIなんで、ツートーンにしない訳にはいかない。僕が突き抜けた性格なら黄色と黒なんだが、勇気がないので白と黒。


セルフ見積もりしてみた。オプションはフロアマットとラゲッジのトレイのみだが、結構高いね。

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「地球バス紀行」の旅人の影

2014-02-20 23:20:53 | テレビ・映画
先週の「地球バス紀行」はエジプトだった。パワフルなエジプト人たちに振り回されっぱなしで面白い回であった。

「地球バス紀行」は、「バス旅をこよなく愛する僕」こと「旅人」の桐谷健太の一人称視点を装った演出の旅番組である。映像は常に桐谷健太が見ている景色ということになっており、桐谷健太はもちろん、カメラマンの姿も一切写らない。チケットを買う時など、手が出てくることはあるが、手だけしか映さない。購入するバスのチケットも、常に1枚とか、一人分である。カメラマンと、場合によっては通訳がいるはずなので一人分では足りないはずなのだが、絶対に一枚であり、実際に一枚しか渡されてない。一枚くれとその国の言語で言い、本当に一枚もらっている。だが、売り子の視線がこっちを向いてないときがある。そういう時の桐谷健太役の人はちょっと横にいるらしい。

つまり、手が出てくるときは桐谷健太が撮影している(あるいは、その時だけカメラマンが桐谷健太を演じている)。それ以外はカメラマンが撮っている。カメラマンは通訳も兼ねているかもしれない。通訳が桐谷健太を演じればいいんじゃないかと思うが、現地で出会う人は桐谷健太を常に例外なく日本人だと認識している。行く国ごとに、その国の言葉に堪能な30代の日本人男性を連れて行っているのだろうか? チケットを受け取る手が、毛深い時とそうじゃない時があるので、桐谷健太は一人じゃないことは判明してるのだが。

というようなことをウダウダ考えながら毎週見ているのだが、先週のエジプトでは珍しくカメラマンの影が映ってしまった。これが初めてではないんだが、10回に1回見れるかどうかの珍現象である。


画面下部中央ちょい左に注目。エナの町を歩いてる時だったかな。なんか45度とか50度とか、ありえない気温だったらしいので、ぼーっとして映っちゃったのかも。


カイロを流れるナイル川は茶色かったが、アスワンを流れるナイル川は青くてきれいだった。

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iPod touch 5thでHipstamatic ~ YUЯI61レンズの巻

2014-02-19 23:29:09 | カメラ
雪のせいでまともな写真を撮れてないんですが、早くしないと3月分のPakが来ちゃうのでYUЯI61レンズで撮ったものを出します。

公式の説明は、いつものように訳したりする気にならない適当かつ簡素なもので、クール・コントラストの一言で済みます。

僕の見解としては、やや青白い方向に偏り、コントラストがきつい。コントラストが強すぎてシャドー部が潰れ、使いにくいほど。要するに、クール・コントラスト。まさに。

レンズのエフェクトを見るためにはフィルムをノーエフェクトのBlankoやFreedom 13に固定すべきですが、あんまり面白くなくて、色んなフィルムを使っちゃいました。


フィルムはBlanko Freedom 13。


Blanko BL4を使うと、モノクロみたいになります。


フィルムはBlacky Extra Fine。コントラストが強いので白黒フィルムを使うと過剰にシャープに見えます。

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「福家警部補の挨拶」第6話の感想

2014-02-18 23:59:25 | テレビ・映画
「福家警部補の挨拶」第6話「愛情のシナリオ」の感想。

犯人(若村麻由美)のミスが非常に多い。自殺に見せかけるつもりなのに文鳥の餌をどうにもしてない。コーヒーの蓋を開けるやり方が違う。スマホを被害者に使われてしまう。テーブルにコーヒーをこぼしてしまう。先が思いやられる。

被害者を背負ってからすぐ落下のシーンに切り替わった。ここでおかしいと気付かなきゃいけなかった。おかしいとは思ったんだけどなあ。

睡眠薬を飲んで飛び降り自殺するかなあ。やったことないから、その心理状態は分からないが、捜査側としては、まずそこから他殺説が出てきてもいいような気がした。

うちの奥さん曰く、若村麻由美は「女優の中の女優」だそうで、さすがの演技力だった。壇れいとの対決は迫力満点で、なかなか見ごたえがあった。倒叙ミステリは、これをやれるからいいよね。

不在配達票が見つかったわけではない。コンタクトレンズが犯人の衣服から見つかって御用かと思ったら、それもない。一応決め手は、不在配達でかけた番号が犯人のスマホだったというヤツだろうけど、印象としては状況証拠に包囲されて観念した感じ。

というように、決め手にズバっと感がなかったが、大したことなかろうと思っていた密室トリックは結構すごくてびっくりした。「鍵のかかった部屋」みたいなツール系じゃなく、発想の転換のみの王道系。遺体が部屋のカギを持っていた理由も合理的だった。大げさに言うと、個人的にはあの古典的名作「黄色い部屋の秘密」以来の衝撃だったかも。

犯人が特定できたら福家は満足するのかと思っていたが、今回は動機にもこだわっていた。最後の写真に何かあるのは分かったが、「あんたも破滅」から、僕は同性愛者かもと思った。あの写真は犯人と被害者の蜜月時代のヤツではないかと。一緒に薬やってる光景とかね。

実際には全然違ったが、最後はちょっとヒューマンドラマ風味出し過ぎだなあ、このシリーズのテイストじゃないなあと思ったりした。普通の2時間ドラマなら親子関係を認めて涙を誘うんだろうけど、否定しきったあたりが、「らしい」ところだが。

次回は前後編の「オッカムの剃刀」らしい。タイトルがかっこいいので期待してる。

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「軍師官兵衛」第7回「決断のとき」感想

2014-02-18 00:40:00 | 大河ドラマ
昨日はうっかり女子カーリングのスイス戦を全部見てしまったので、官兵衛を見れなかった。遅くなってしまったが、今見終わったので感想など。

冒頭から飛ばしてくれる。姉川の「あ」の字も出ないうちに浅井朝倉が滅んだ。金ヶ崎の退き口は秀吉最大の見せ場なのに、まったく触れずに秀吉が絶賛され、北近江をもらった。

あくまで官兵衛が主役だから織田の戦いを早足で表現するのはわかるのだが、あまりにも絵が出てこないので、この江口洋介織田信長がどれだけ凄いのか、秀吉がどれだけ織田軍で輝いているのかの実感がない。官兵衛が小寺家中でいくら織田はすごいと力説しても、ナレーション と台詞の中だけの話なので、なんだか空虚だ。

毛利家の会議がいつもと同じ。光の具合とかがいつも同じなので、同じ日に一気に撮影してると思う。密談とはいえ毎回家臣がいない同じ部屋。毛利家は3人だけのように感じる。

あ、安国寺恵慶がいたか。

でも彼も凄腕外交官っぽくはないな。そういうエピソードを作れてない。

だが、官兵衛も甘い。信玄が死んだことは村重曰く「すごい秘密」なのに、あっけなく自分も知ってることを言ってしまった。

まあ、その後みんなも知ってたということが判明するわけだが。櫛橋の義兄も知ってたし。

長篠の戦だけ、なぜか「いよいよ」って感じで紹介。絵も出た。が、何が重要なのかという説明はない。鉄砲なのか。無敵武田騎馬軍団を倒したことなのか。

そして比叡山の焼き討ちだけはしつこくみんなで責める。濃姫まで責める。まあ、当時はとてつもない事件だったとは思うが、他の歴史的事象を満遍なく描いているならそれでいいけど、そうじゃないから比叡山の話だけ浮いてる。

柴田勝家が迫力不足。

秀吉が小寺家を調略するのだと思っていたが、官兵衛が四人だけで岐阜を目指す。指輪物語みたいだった。

なんかこのドラマ、段々地雷臭がしてきた。途中でリタイアするかもしれん。

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