私が このおひなさまと めぐりあえた 素敵な?縁のお話。
1月下旬、幼稚園で ママ友との世間話で まだおひなさまを用意していない と話すと
1人のお母さんが 素敵なおひなさまがあると 教えてくれた。
その時は 人形店の名前が思い出せない と 帰ってから メールで教えてくれた。
早速 ホームページを確認。
たくさんの作品が見れるようになっていた。
そのなかでも『さくら』に惹かれた。
作品の名前も ステキだし お顔も上品。
着物は淡い桜色で もう少し濃いと いいのにな~。
夫に話すと 夫も気に入った様子。
でも 高そう・・・(^^ゞ。
その後藤人形に 電話してみた。
「『さくら』は 愛子様の産着と同じ織元の着物で 屏風は絹しけの上に しだれ桜の手描き。
ピンクの着物のおひな様でしたら ネットに載っていないものも数点あります。
青森や 関東から見に来られるお客様もおります。
名古屋からでしたら ぜひ見にいらしてください。」
と 誘われた。
値段も聞いたが やはり高かった★
他の店なら もっと手ごろで 気に入った色の着物のおひなさまがあるかも。
そのことを 夫と義母に話すと 夫は
「高くても 気に入ったならいいんじゃない?やめるにしても 一度見てから決めたら?」
義母は
「いいものは高いのよ。いいじゃない、そのくらい用意しておくわよ。」
と言ってくれた。
じゃあ 見に行くだけ 行ってみよう。
次の夫の休みに 岐阜まで出かけた。
我が家からは 車(下道)で2時間弱。
9時半に家を出て夫の実家経由で行く予定だったが 10時過ぎに家を出た。
着いたのは 12時頃。
人形店の展示スペースは 広くはないが 3階まであって 1階から順に見て行った。
『さくら』が 見当たらない。
店員さんに聞くと「昨日 売り切れてしまいました~」
・・・残念。
でも これがいい!って見に来たわけじゃないしね。
ただ、あの着物の色が見て見たかった・・・と言うと サンプル品を見せてくれた。
やっぱり淡い色でも ステキかも???でも 無いものは仕方ない。
今年はガマンして 来年買うってのも ヘンだしねぇ。
ほかのも見て 気に入ったのがあればいいな、と思った。
私は ピンク(桜)色の着物で 桜の刺繍や 絵のついたものが良かった。
店内にある おひなさまは どれも個性的でステキ。
すべて見て 候補を絞り、夫と相談。
1階と2階を行ったり来たりして 見比べた。
『はるか』にほぼ決まり、座ってお茶を飲んでいる義母に相談しようと思ったら
私のいる2階に 夫が来て「さくら キャンセルが出たらしい」って。
電話がかかってきたそうだ。
私たちに付き添ってくれてた店員も 興奮ぎみで キャンセルを知らせてくれた。
でも・・・一度あきらめて 『はるか』に決めかけてたから 即「じゃあください」とは言えなかった。
店員が もう一度『さくら』のサンプル品を持ってきて 屏風も飾りもすべて並べてくれた。
それと 決めかけてた『はるか』を見比べて・・・
着物の色は 『はるか』の方が濃く 桜の刺繍が映える。
大きさは 『さくら』のほうが 少し大きい。
値段は 『さくら』が 10万円高い。
ん~。
見ているうちに 色が薄いと思っていた『さくら』に 華やかさを感じ オーラが輝いているように見えてきた。
それに 『さくら』に惹かれて 岐阜までやってきて 売り切れと思ったら キャンセルが出て・・・
これは なにかの縁があるのかも?と 感じた。
購入を決め 手続きを待っていると 夫が「あの人たちも『さくら』を見に来たみたい。」
もう1組のお客さんが 私たちの後に来ていた。
もし 私たちが もっと長く迷ってたら あの人たち『さくら』に決めてたかも・・・。
義母が
「朝 予定通り出ていたら 違うのを買っていたかもしれないし もっと遅く来ていたら 他の人にとられてたかもしれないね」
と言った。
そうだ、やっぱり『さくら』は 縁があったんだ と思った。
きっと さくらちゃんのおひなさまは この『さくら』しかない。
なんだか 不思議な感覚。
でも 違うのにしてたら きっと後悔してたと思う。
高価なおひなさまを買ってくれた 夫の両親にも 感謝。
教えてくれた 友達にも感謝。
さくらが大きくなったら このおひなさまには こんなことがあったんだよ って 教えてやりたいな。
みんなの愛情と このおひなさまに見守られて 大きくなってね。
ちなみに おひなさまが我が家に届くのは 1週間後。
なので 画像は お店のホームページのものです。