「成果をあげる人は、能力、関心、知識、気性、性格、仕事の方法において多様である。あらゆることにおいて千差万別である。共通点は、行うべきことを行っているだけである。」
行うべきことを行っていない人々はどうやって自覚したらいいのか。自覚などというプロセスは時間の有り余っている学校の中でやること。
自覚を議論するようになったら、その事業はおしまい。たたむ時期が来ている。 . . . 本文を読む
「利益とは、それがなければいかなる責任も果たせず、よき雇用者にも、よき市民にも、よき隣人にもなれないというものである。」
倫理的な立場を重視する経営者は利益の正当化というものに心ひそかに悩んでいると思う。あるいは悩んでいないと思う。どちらでも小さな問題だ。なぜなら通常問われることはないから。
私は利益の正当化は事業の継続によってしか説得できないものと考える。企業ばかりでなく「よき雇用者にも . . . 本文を読む
「業績は、企業の内部には生じない」
「人材は、企業規模とは無関係である」
大企業に育つと、なにかと稼いでるセグメントを中心とした組織になることはよく見るだろう。しかし業績のいいセグメントといえども、企業の内部の問題をいじって(部門名称を変えるとか、事業部制を改組するとかなど)も業績は生じないとドラッカー言っている。
稼いでいるセグメントはどうして稼げているか(正確には将来も稼ぐだろうと推 . . . 本文を読む