ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

頑固者の作り方

2008-06-30 08:25:00 | 不動産鑑定
本日の天気はとちょっと

スペイン、終わってみれば全般的に大ポカのないゲームが多かったような気がします。

ミスを少なくするとこんなにも効果絶大なんすねぇ。

さてさて。

東北大学大学院生命科学研究科教授・同大学理学部生物学科教授の山元大輔氏によれば、人間は年くえばくうほど「頑固者」になる、と理屈づけてらっしゃいます。

人間が生きていくためには、まず、コミュニケーションが必要ですね。

それは、相手の言葉を理解したうえで、自身の言葉を発する行為です。

けれども、そのためには実は膨大なエネルギーを必要とします。

脳がある程度若くて柔軟であれば、相手の脳が発信する情報をきちんと受け止めようとするし、また、それを理解しようと努力します。

と同時に、自身の情報をあらゆる回路を通して発信し、理解してもらおうとする、と。

ただ、これが年齢を重ねるごとに脳内のエネルギーが不足し、コミュニケーションのための努力が煩わしくなってくるそうなんですね。

だもんで、そーいったエネルギーを使うよりも、みずからの主観的な脳にこだわってったほうが楽で、心地がよく、ましてや「自身が正しい」と感じちゃったりしてるんなら尚更で、結果、すべての努力を放棄してしまうってワケです。

こーして、自身の脳から情報を発信することや情報を受け取ることが極端に少なくなり、ひいては脳内の言語機能が低下して、相手の言葉に対しても耳をふさぐ、すなわち「頑固者」に一歩一歩近付いていっちゃうらしいっすよ。

大人になればなるほど、責任ある立場とかいわれちゃうスタンスに立たされれば立たされるほど、判断しなければならない事項が増えてきますが、実はそーゆー立場のヒトこそが、この類のエネルギーを充足し、我慢強くならなきゃいけないのかもしれませんね。はい。


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