ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

好きなことを言わないと

2018-09-24 05:56:50 | 不動産鑑定
本日の天気は

あんなにパックリしてたのに、素晴らしい



お家なんかも似たような感じでね。

最近ですと、既存住宅の物理的な瑕疵なんぞを調査するインスペクションなんてのがありまして、やれ雨漏りの跡だ、シロアリに食われた跡だ、挙句の果てには施工不良で柱が繋がってなかった等々、内実こんなんだったんだー的なことが判明してしまうことも多ございます。

そんでもって、白日の下にさらされた欠陥部分を修復すべく、リフォームやらリノベーションやらってのが実施され、また新たな価値観が生み出されていく。

その一連の流れをここ何年かは眺めているんですけど、この間、世の流れというのも変化しており、需要者の事情ってのが、これまた以前に比し、個人差が開き、且つ、それぞれがより現実的になってるんじゃなかろうかと感じる次第でございます。

物を持たず、シンプルに、ただ効率よく暮らす生き方があれば、自分の趣味嗜好だけにフォーカスした家作り、更には将来設計に対応可能なハコを求めたりと、様々な層の方々が混在しております。

その何れに対して提供していくのかによって、企画開発側も発注する設計会社が変わってきますし、また、設計する側も各々の特徴・強味というのを打ち出していく必要がございます。

要は、誰もが自己達成欲っていうんでしょうかねぇ?こう、好きなことが言えて、というよりも、言ってハッキリ明確にさせてかないと、かえってヒッジョーにつまらん時代になったなと感じるのであります。

それが許される時代にあって、抑え付ける部分を極力なくしてく努力がサプライヤーには求められているのかもしれません。

まぁね。一方で、行き過ぎることのないようにはしたいモノですが、何れにせよしばらくはそんな風潮が続いていくのかなぁと思う世の中的な連休最終日。本日もお仕事に邁進したく存じます。



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