ちょっとやそっとのハズレじゃないよ、コレ!という怒りの映画と出会ってしまったとき(例えば、昨夜)。お口直しに持ち出す映画が数本決まっています。観れば必ずご機嫌スイッチが自動ONされる便利な作品ラインナップ。「まーーーった、ソレ観てるの!?」と二代目に呆れられながらも、好きなものは好きなので、同じ作品をエンドレス・ローテーション。
わたしにとって重要なポイントは、最初から結末がある程度見える水戸黄門的安心感。主役を囲むユニークな人々の存在と、洒落た会話。そして、何より大切なのは、映し出される街の風景に、胸が躍るかどうかってところ。
昨夜は、(わたしに言わせれば)不必要に主人公を殺した後味の悪い映画への怒りを抑えるために、ローテーションの中でもとりわけ、おとぎ話度が高い『ノッティングヒル』にしました。
今夜もまだ早いなー。ニューヨークいっちゃおうかなー。パリにするかなー。やっぱ、昨夜に引き続きロンドンで〆るかなー。
<参考>
ニューヨーク:『ユーガットメール』
パリ:『アメリ』
ロンドン:『ラブ・アクチュアリー』