一昨日、山の上のお喋りでお昼ごはんが話題になったとき、「パソコンに向かう仕事の時期って、没頭しちゃうと食事の支度とかすごくわずらわしくてー。空腹そうな二代目も放っておいて、ついお昼ごはんはおろそかになっちゃうんです。」と言い放ちながら、『あぁ、ひどい奥さんだ。』と、ちょっと反省してました。更に、「朝ごはんは、ちゃんと食べるの?」と聞かれても、「うん。まあ。」と曖昧に返事しましたが、それは、極めて曖昧にしか朝ごはんも用意してあげてないから。まったく、ひどい奥さん具合だ(ちょっと言い訳。だって、寝起きの二代目って、「コーヒー飲む?」って聞いても、「イチゴジャムでいい?」って聞いても、「むぅ。」としか答えないんだもん)。
山を下りた私は、「明日から仕事と主婦業をちゃんと両立させなくてはいけない」と固く決意しました。
翌日。冷蔵庫にある残り物を使っておいしい夕ご飯を作ってこそ、本当の主婦だ!と思い、前日のカレーと友人にもらった煮込みうどん用乾麺と冷凍してある鶏肉で、カレーうどんを作ろうと計画して、仕事していました。予想以上にノッた仕事の進捗具合に満足したものの、目はショボショボ、肩はパンパン、洗濯物を畳みながらぼんやり眺めていたテレビに映ったフライドチキンがすっごい美味しそう・・・。撮影から帰ってきた二代目が、「フライドチキン食べたいの?買ってきてあげるよ。」と、出掛けていくのを、「えー、悪いよー。疲れてるのにー。」と、静かに見送ったのは、愚妻の私です。
主婦道は長く、険しく。あきらめることなく、進むのみ、なり。