若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

主婦道

2011-10-19 22:54:43 | 日々雑多

一昨日、山の上のお喋りでお昼ごはんが話題になったとき、「パソコンに向かう仕事の時期って、没頭しちゃうと食事の支度とかすごくわずらわしくてー。空腹そうな二代目も放っておいて、ついお昼ごはんはおろそかになっちゃうんです。」と言い放ちながら、『あぁ、ひどい奥さんだ。』と、ちょっと反省してました。更に、「朝ごはんは、ちゃんと食べるの?」と聞かれても、「うん。まあ。」と曖昧に返事しましたが、それは、極めて曖昧にしか朝ごはんも用意してあげてないから。まったく、ひどい奥さん具合だ(ちょっと言い訳。だって、寝起きの二代目って、「コーヒー飲む?」って聞いても、「イチゴジャムでいい?」って聞いても、「むぅ。」としか答えないんだもん)。

 

山を下りた私は、「明日から仕事と主婦業をちゃんと両立させなくてはいけない」と固く決意しました。

 

翌日。冷蔵庫にある残り物を使っておいしい夕ご飯を作ってこそ、本当の主婦だ!と思い、前日のカレーと友人にもらった煮込みうどん用乾麺と冷凍してある鶏肉で、カレーうどんを作ろうと計画して、仕事していました。予想以上にノッた仕事の進捗具合に満足したものの、目はショボショボ、肩はパンパン、洗濯物を畳みながらぼんやり眺めていたテレビに映ったフライドチキンがすっごい美味しそう・・・。撮影から帰ってきた二代目が、「フライドチキン食べたいの?買ってきてあげるよ。」と、出掛けていくのを、「えー、悪いよー。疲れてるのにー。」と、静かに見送ったのは、愚妻の私です。

 

主婦道は長く、険しく。あきらめることなく、進むのみ、なり。

 

 


スーパーでマーラー

2011-10-19 03:27:53 | 音楽(足利市民合唱団)

プラネタリウムで、ナレーションが「おや、金星が見えてきたようです。」と言う、だんだん街が夕暮れていき、星がぽつぽつ見えてくる場面が好きです。

 

来年の秋、足利市民交響楽団さんの舞台で、マーラー作曲『交響曲第2番 復活』を歌う予定です。もうボチボチ練習が始まっているのですが、いまいち全体像がピンときていませんでした(まだパート練習だし)。「とりあえず耳から。」と、車内で1楽章から聴いていたところ、ちょうどスーパーの屋上で最終章を迎えました。ちょうどいい機会だからと、最後まで堪能することに。

 

スーパーの屋上って、実は空の広さを堪能できる絶好の場所だったりします。どんな時間帯でも結構好きなんですが、今日は特にいい時刻で、雲がオレンジ色になったり、ピンク色になったりしつつ、結構な速さで流れていて、みるみる暗くなっていく、昼と夜の狭間の空。曲調が盛り上がるにつれ、前のめりになり、トランペットとディンパニーの音にどきどきして、クライマックスでは思わず、息をのみました。生のオーケストラ演奏を聴いているときのような鳥肌がたって、思わず「おー。」と声が出てしまいました。音楽はCDだったけど、景色が「生」だったから、かな。

 

生のプラネタリウム夕暮れシーンを堪能するには、足利であれば、ヤオコー足利店(北の方だよ)と、フレッセイ通町店の屋上駐車場がオススメです。