若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

8月15日

2012-08-15 10:08:33 | 日々雑多

終戦記念日ですね。今年はオリンピックにうつつを抜かしている内に、もう今日を迎えてしまいました。数年前から自分に課している、8月が近づいたら、戦争に関する本(今のところ、兵隊さんの手記に限定していますが)を読むというタスクも全く果たせないまま。

 

去年は8月を過ぎても、買いためた本を続けて読んでいました。でも、あるときから、全く同じ夢を、連続して見るようになり、それらの本を遠ざけてしまいました。

 

それは、ある戦場に私がいて。水たまりで溺れていく兵隊さんが沢山いて、その周りにご家族かと思われる女性や子供たちがいて。みんなで私を見るんです。でも、私は気付かないふりして、すーっと通り過ぎて、自分に玉が当たらないように、それだけを考えて走っていく・・・そんな夢。

 

もう慣れてきて、「これは夢。起きよう。」と、冷静に起きることが出来るようになったし、自分の無力感のようなものが現れたんだろうな、と理解できるし、それほど深く悩んだわけではないのですが、ただ単に、安眠が欲しいという理由で、遠ざけました。

 

また、読み始めましょう。それが何になるのか分からないけど、私はこの年になるまで、あまりにも知らなかったから。

 

知るため、理由はそれだけ。