昨夜23時過ぎころ、二代目とウォーキングをしていたところ、男性2人組がスマホ画面を示しながら「すみません……」と声を掛けてきました。
ポケモンの秘策でも尋ねられるのかと身構えたところ、「此処へ行きたいです」と、その位置からは徒歩では相当時間がかかるであろう住所の写メを示し、「すこし、にほんご。ちゅうごくじんです。たくしー ともだち あそびに おおた ふじじゅうこう」……「中国人の方で富士重工で働き太田に暮らしているが足利の友だちの所に遊びに来たので、タクシーで行きたい。」のであろうと理解して、タクシーを呼んで一緒に待つことに。
すると、少しだけ日本語が分かるらしい方がいきなり猛ダッシュで去って行ってしまい、「えぇぇー、何!?」と思ったら、自販機からコーラを2本買って帰ってきてくれて、「これ!これ!(を飲んでくれ、という意思のにこにこ顔)」と差し出してくれた。
そのあとも、「北京?上海?」「山東!」「おお!さんとん!」「〇×☆※?」「うーーん、万里の長城?」「はい!万里の長城!中国です!」……そんなぷかぷかした会話でタクシーを待つこと10分。無事、運転手さんに事情を伝えてて送り出すことができました。
真夜中の住宅街で、「ばいばーーい」とお別れ。満面の笑顔で去って行きました。
そのあと家でみたオリンピックのテレビ。中国の選手に対してちょっと今までと違う想いがココロの中に生まれたのを感じました。ハッキリ形作られた想いではないけど、なんとなくボヤリと明るい気持ちみたいなもの。