若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

英語力

2008-09-06 16:10:45 | その他
全米の女子ゴルフツアーに参戦するには、英語テストに合格しなくてはならない、というルールが出来たそうです。

なんだか、意外。

短い留学生活(10ヶ月)の中で、大切なのは英語力ではなく『何を言いたいのか、お前の考えはどうなのかハッキリ主張すること』、あくまでもコトバは意見を主張する、相手の意見を聞く、大切なコトを伝える……そういった目的のための道具に過ぎない、と学んだ気がしていたからです。

だから、英語力だけあっても、自分をアピールする話題、考え方、ワザ(スポーツ・音楽なんかもココに入るかな)といったモノがないと、面白いヤツじゃない、と思われそうで、留学生活の後半は、そっちの方が苦労が多かった気がします。あまりYes/Noをハッキリ主張する性格ではなかったので、「で、Naomiの意見は?」と聞かれる度に、自分の中で明確な答えとそのクリアな理由を見つけ出すことに苦労していたのです(その後の社会人生活でも様々な試練を超え、今では結構自己主張が出来る性格になったと、思うけど、自分では)。

ゴルフ界で、ゴルフの実力以外に語学力が求められるというのは、何かコミュニケーションの段階でトラブルでも頻発しているのでしょうか?挨拶も出来ないような人が沢山いるのかな?チームワークが必要な競技とも思えないし(キャディーさんとかは居るけど)、とても意外。

テニスの錦織君だって、13歳で渡米したとき、全く英語は分からなかったらしいし、ある程度の基礎知識さえあれば、別にスポーツ界にそんな英語力ルールなんて、いらないような気がしますけどね?

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4 コメント

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Unknown (ellie)
2008-09-08 09:28:27
おぐの言うとおりだと思う!
これって、にわかに増えてきた韓国勢の締め出しが目的という話を聞きましたよ。
協会は、「プレーに必要な最低限の会話力がないため試合進行に差し障る」という事態を防ぐのが理由で、「英語の試験はとても簡単なもの」と公式に反論したそうです。
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Unknown (若女将)
2008-09-09 09:09:44
なるほど、外国勢に自国選手がやられちゃいそうで警戒してる可能性があるのかぁ。

じゃあ、きっと韓国の人だったら、そのくらいのテストをパスできるように今後はキッチリ準備してくるような気がするな。その辺りの準備・対策って、アジア人は強いようなイメージあり。

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国際人 (hollyleaf)
2008-09-11 22:07:16
スポーツの世界も政治力が必要だから、こういうことがあっても驚いてはいけないのです日本人はこの点、純真すぎて…

(少し話題はそれますが)英語力なんて誰もが身につける必要はないと思うんです。そもそも日本語でディベートすらできない人が英語で闘えるわけがありません。日本語でしっかり思考回路を育てて欲しいと思います。要は、コンテンツですよ。キッシンジャー(と言っても知ってるかな~)はドイツ訛りで英語は下手でしたが、彼が口を開けばみんな傾聴したんですよ。

スポーツの世界ではもうちょっと上手く立ち回って欲しいと思います(スポーツ界のお偉い方々)
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ディベート力 (若女将)
2008-09-12 09:18:20
国際派が言うと、説得力ありますね!私も、何が苦手ってディベートの授業が一番苦手でした。そのとき、何語だろうと、しっかり考えて自分の意見を持つ必要性を強烈に感じ、愕然としたのです。

キッシンジャーさん、一応知ってますよ、おじいちゃんですよね。けど、ドイツ出身の人だったなんて知りませんでした。今回調べてみたら、ヒトラーから逃げてきたユダヤ人の方なんですね。だから、ベトナム戦争を終わらせたのかな。外国人を採用することに関しては、アメリカの政治は意外とフレキシブルだったんですね。
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