当たり前と言えば当たり前ですが、我が家には写真がたくさん、あります。
いや、仕事のは勿論なんですが、プライベートでもやっぱり多いのです。二代目とデートに行くようになった最初の頃、いつ何時でもカメラを抱えて現れ、デートの度に思いがけない写真をガシガシ撮影してくれて、それが後日、『モノクロ写真のポスター』やら、『ある日の写真集』なんかに化けて、プレゼントされるので、吃驚仰天したものでした。フィルムカメラしかなかった時代(うん10年前ですね)、実家が写真屋さんだからこそ出来る『贅沢な遊び』なんだろうなーと、漠然と思っていました。
時は流れ、それはそれは多くの人が、肌身離さずカメラを持って生活する時代となりました。キレイなもの、おいしいもの、笑っちゃうもの、久しぶりに会ったもの、もう会わないかもしれないもの、そういったものをとても気楽に、誰もが、コストも気にせず撮影することができます。そこで、このブログを今読んじゃった人にお願い。フィルム代と現像代がかからなくなりました。その分から考えたら、本当に些細な出費だと思いますので、出来るだけ多くの写真を『紙』に焼いておいてください。今は大した写真じゃないな、と思っても、数10年後、どんな貴重な写真にならないとも限りません。でもそのとき、今使っているスマホで撮影しただけの写真データを探し出すことが出来るでしょうか?(ま、整理整頓が得意な人なら可能だろうけど…)。別に写真屋さんに出さなくてよいのです。お手持ちのプリンターで出力したって、同じことです。画像が物体として残ること、それがとても大切だな、と思っています。
昨日の夜、ある写真を探そうとアルバム庫を引っ掻き回しながら、『あの頃、妙に2人が大切にしていたドングリの鉢植え』や、『超くたびれちゃってるのに、しょっちゅう着ていたTシャツ』なんかの写真に出会い、とても楽しい春の夜を過ごしたので、今日はこんなブログにしてみました。
<以前にも何回もこんなブログを書きましたが、定期的に書くんです。なんせ、「推進委員」ですから>
お子さんそれぞれのアルバムはとても素晴らしいと思います。うちでも20年アルバム(毎年家族写真を撮影して、1ページずつ増やしていく)のお客様で、兄妹1冊ずつ作ってる方、いらっしゃいますよ。「お嫁に行く時用に」ってね♪