若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

水色空

2011-10-17 22:18:35 | 日々雑多

秋晴れの爽やかな一日。ちょっとだけ山登り的なことをしてきました。

 

一仕事(一撮影)終えて、ふぅっと一息。すると一緒に行った方から、「コーヒー、いかが?」の素敵なお誘いが。しかも、缶コーヒーではなくて、水筒に入った湯気のあがるあったかいコーヒー。山の上で飲むあったかい飲み物って、どうしてあんなに、じんわり染み渡るんでしょうか。

あまりにもコーヒーが美味しくてリラックスしちゃって、ちょっと緊張した一仕事を終えた解放感もあって、「どうだー!晴れだぞー!参ったかー!」という強烈な青空ではなく、ぼんやりと霞みがかった水色空も心地よくて、足利の街を見下ろして、予定外にのんびりしてしまいました。

 

何かに追いかけられてるみたいな毎日から、ぽかりと穴が開いたような、ほんの数時間の休暇。激論を交わすでもなく、「どわっはっは」と大笑いするわけでもなく、クスクス笑い合う程度の肩の力を抜いた会話が水色空にぴったりで。なんだか、とてもいい時間だったなー。


プロ

2011-10-16 08:28:57 | 日々雑多

時々、専門家を目の当りにして、びっくりすることってあります。テレビや舞台でその力を見て感動する機会もありますが、目の前で見せつけられたとき、ちょっとコトバが出なかったりします。

 

最近でこそ見慣れたけど、プロのヘアメイクさんの仕上げの発想力と速さとか、モデルさんのどんな服も妙にかっこよく着こなしちゃう完璧なスタイルとか、もちろん、二代目自身が捉える瞬間とか角度とか。

 

昨日もある専門家たちを間近にした帰り道。「なんかさー。なにか一つの道に秀でる人生っていうのも、送ってみたかったかなー。」と呟いた私に、二代目が、「今から探せば?」と軽く言いました。その軽さが、なんだか面白くて、「そーだよねー。」と笑ってしまいました。

で、「じゃあ・・・料理の道に進もうかな。」と言ったら、しばらく考えた彼は、「別のにしたら?」だって。

 

ちょっと失敬だぞ。


恋の予感

2011-10-15 09:40:39 | 音楽(足利市民合唱団)

「君のマツゲはどうしてそんなに短くて少ないんだろうねー」と言われていた片想いの相手に、「来週の週末、ひま?」と聞かれたような気分です。 

 

昨夜の合唱の練習で。 

 

パート練習でソプラノだけが歌っていた部屋に入ってきた先生が、「きれいだねー。発声(の指導者)がいいねー」と一言。いつもの「僕ってすごい」的な台詞ではあったものの、褒められたことに違いはない。そんな小さな一言で、ご機嫌になってしまうわけです。 

 

更に、いつも私の前に座っている方がくるっと後ろを向き、「最近、すごくイイ声ね。4回前の練習くらいから、急にいいわよ。」と言って下さいました。私の前の席で、時に半音どころか1音くらい低い音程や、8拍伸ばすべき箇所を2拍でブチっと切る裏切り行為などを、毎週目の当りにして、私による迷惑をこうむっている方。本当にうれしかったー。多分、「あなたのマツゲはオードリー・ヘップバーンより長くて素敵ね。」と言われたより、嬉しかった!

 

 

 

美しければ合唱の華となり、美しくなければ、合唱をぶっ壊すことも出来てしまう怖いパートのソプラノ。メロディを歌うだけなので簡単だと思いがちだけど、実は基礎が出来ていないと、「全く歌うことが出来ない(声を出すことすら出来ない)」絶望的な状態に陥ることもあり得るパートだと思っています。去年の今ごろ、私は本当にそんな状態でした。体調不良で第九に出られなかったのですが、「良かった。第九に出なくて済む理由があって。」とさえ、思っていました。だって、「どんな風に歌を歌ってたんだっけ?」と分からなくなっちゃって、2時間半声を出さずに帰宅・・・なんて練習日さえありましたから。それは下手の横好きにとって、これ以上ない悲しみでした。 

 

相変わらず1音下がっていたり(残念ながら自覚もあるのに)、8拍を2拍で終了したりしてるけど、でも、明らかに去年とは違っているんです。そんな良い自覚をしたのは、一体何年ぶりだろう。だから最近は、個別に歌ったときに、「なんでできないんだろうねー?年かなー」なんて言われたって、先生の背中にシャドウパンチするくらいで、落ち込まずにすぐにご機嫌になることさえ出来るのだ。

 

 

 

いい歌を、いい声で。そんな両想いの日が、いつか来るといいな。


2011-10-13 11:20:48 | マツモト写真

写真屋さんというのは、意外と天気の心配をする機会が多いです。

 

結婚式をはじめ、学校行事や、観光写真、時には航空写真なんかもあり、すべて天気によって準備段階(雨仕様Bパターンを用意)から、機材の心配(今まで大雨の運動会でレンズ一本、大風の結婚式でストロボ一つ、二代目は涙をのんでいます)まで、かなり左右されてしまいます。

 

なので、予報から心配なく、当日の朝も青空を見上げられると、ぐっと穏やかな気持ちで仕事をすることができます。心配したってしょーがないことなんだけど、どんより雲だとつい空を睨み付けて、「降ったら承知しないぞーー」とガンを飛ばして、くたびれてしまうのです(予報が外れて降ってきたりすると、二代目はとっても怖い顔で、「〇〇(気象予報士の名まえ)~、許さないからな~。」と凄んだりします)。

 

実は、すっごいかわいいパンダの傘を買ったばかりなので、雨の日が少しだけ待ち遠しいのですが、何かと空を睨む日が多くなりそうなロケ撮影ピーク時の昨今なのでした。


がっくし

2011-10-12 10:32:13 | 日々雑多

あまりにショックだったので、本日2回目の更新をします。

 

ふくらはぎが、ものっすごい筋肉痛です。

さっきから階段の昇り降りに、小さい悲鳴を伴っています(そして我が家は生活の基盤が2階、店が1階という階段の昇降が大変多い造りになっております)。

 

そして、原因は、どんなに考えても、一昨日の前の日の!!!結婚式撮影での砂利ダッシュ(神社での結婚式の際、走ります。ありがたき砂利の上がガシガシと)。

 

 

・・・・・・。

 

一昨日の前の日って、一体なんて呼ぶのかも分からないくらい昔じゃないかよぉ。

 

 

まずいなぁ。まずいよ。


仙台

2011-10-12 07:40:28 | 日々雑多

11月に仙台に行く予定です。高橋ちはるさんのリサイタルを聴きに行くのです(東京でも同プログラムのリサイタル有。文末に情報載せます)。

 

最近では、女子友と旅行する機会は殆どありませんでしたが、今回は女子3人旅。土曜日の仕事を終えて、リサイタルに向けて新幹線に乗り、泊まって、翌日ちょぴっと観光するだけの短い旅行だけど、その短さと濃密度が何だか大人旅っぽくて、いい感じです。楽しみだなぁ。しかも、同行者は、「ナオミちゃん、面白~い。」と言いながら実はご自身が一番面白い天然言動満載の素敵女子、ピアニスト先生と、博識毒舌乙女の友人Aとの・・・・・・かなり珍道中な予感です。

 

どこに行こうかなぁ。何を食べようかなぁ。やっぱ、牛タンかなぁ。他には何が有名なのかなぁ。あ!おにぎり顔の伊達正宗マスコットを二代目へのお土産に買おう。まてよ、やっぱり東北だから地酒かなぁ。そーだ、今回参加できない呑み助の友だちへのお土産は地酒だな!そういえば、東北に旅行するとやたら広告が目につく『白松がモナカ』って美味しいのかなぁ?それから、それから・・・・・・。

旅行前恒例の、ご機嫌な連想ゲーム真っ最中です。

 

 

<高橋ちはるさん リサイタル情報> 詳細はコチラ  二代目の秋写真が、まるで一枚の額入り絵画のように使われているチラシです

 

高橋ちはる(メゾソプラノ)・安藤智子(ピアノ) リートデュオリサイタル (美女二人組)

 

東京公演 11月6日(日) 14時開演  武蔵野公会堂(吉祥寺)

仙台公演 11月19日(土) 19時開演 仙台戦災復興記念館

 

R・シューマン 「ミルテの花」より 献呈、ズライカの歌 ほか

F・シューベルト 楽に寄す、ます ほか

中田喜直  ゆく春、「ほしとたんぽぽ」より こだまでしょうか ほか

J・ジベリウス  夢、そよげ葦 ほか


きゃー!山Pかっこいー!!

2011-10-08 10:41:26 | 日々雑多

いつも聞いているラジオ局で、今朝から亀梨くんの番組が始まりました。顔もカッコイイけど、意外と落ち着いて聞けるイイ声。

 

はい。ココで、「誰っ?それっ?」と呟いた方、いらっしゃいますね(→S保さん)。ジャニーズのKAT-TUNというグループに属する色っぽい男子です。

 

私の知人でジャニーズのSMAP(→S保さん、投資回収計算ソフトじゃない方です)大好きな女性がいるのですが、日本全国彼らのコンサートに行きまくっていることは知っていましたが、なんと!先日の北京公演にも行ってきたそうな。すごいなー。ファンってありがたいなー。

また、合唱団に、「初谷先生(男子)のファン1番は私よ~♡」と言いながら、「田部井先生(男子)と一緒に写真撮っちゃったわ!」と言いながら、「マツモトさんのご主人(男子)、素敵ねぇ~♡どうやって捕まえたのぉ?」と言っている女性がいます。

 

その二人に共通しているのは、とにかく、めっちゃくちゃ若く見えること。その若く見える度は、「えー?若く見えますねー。」レベルではなく、「・・・マジですか?信じられない・・・」というレベルです。

 

やっぱり若さの秘訣は、あの「きゃーきゃー度」だろうな。私も見習おう。「山PがCMしてるから、こっちのPC買おうかなー。」とか静かに呟いているくらいじゃ、若さエキスは出てこないよな。

 

<説明> 山Pとは:ジャニーズの山下くんという色っぽい男子です。NEWSというグループに属してると思います。

<後日追記> すみません。山Pは、NEWSから脱退されているそうです。


熱病

2011-10-06 15:09:32 | 日々雑多

昨日、冷たい雨の中、運動会の撮影をしていた二代目から、「防寒カッパ、持ってきて~。」とヘルプ電話がかかってきました。「え!?いきなり究極冬モノ?蔵王行ったあと、どこにしまったっけ?」と、押し入れをひっくり返して探し出し、急いでお届けしました。

 

そのせいで、私たちの住まいが大変なことになっています。

 

昨日放り出した冬物をキッカケにして、「じゃあ、夏冬モノの入れ替えをやっちゃいますか!」と、夏物を引き出しから出しました。冬物をすべて押し入れから出しました。気が大きくなった私は、入居以来一度も引っ掻き回していなかった写真専用押し入れの中まで、強烈に掃除したくなってきて、すべて出してしまった・・・。

 

掃除機をかけまくって、とりあえず目についた捨てられそうなモノは捨てて、あとは仕舞うのみ!というタイミングになって、急激に『飽き』ました。

 

「仕事しよーっと。」と、仕事場に移動してきて数時間。夜には戻らなくてはいけない住まいから意識を逃避させて、現在仕事中。あー、今夜アレ全部仕舞うのかー。めんどくさー。ぶー。


13-8は?

2011-10-03 23:36:08 | マツモト写真

東京から足利にUターンして以来、13キロも太り、ここ2年ほどで8キロも痩せたそうです。二代目のハナシです。

 

「はけなくなったから捨てようと思っていたズボンが入るようになったよ!」等、何気にダイエット成功アピールをされてるな、とは思っていましたが、まさかそんなに落としていたとは驚きました。っていうより、それ以前に、そんなに太っていたことに、もっと驚きました。そりゃあ周囲に、「旦那、随分ふっくらしたね。」と言われまくった訳です。

 

私も足利に戻ってから暫くの間、ものすごく体重が動いていました。といっても、二代目が急激に太っていったころ、私は地道に痩せていってました。二人は、ストレスと体重の関係が、全く真逆だったようです。気付けば私も、「コケ過ぎ・・・」と心配していた顔の輪郭が随分ふっくらし、これ以上はいかんよ、というラインまできている気がしてます。二人ともちょうどいい体重に近づきつつある感じ。来月で、足利へUターン移住してちょうど10年。やっと二人とも、この生活に慣れ親しむことが出来た証拠でしょうか。

 

10年前の今頃、二代目は足利、私は東京という単身赴任(どっちが赴任者?)生活をしていました。東京で10年かけて築いた仕事のやり方や人間関係を置き去りにして、足利で新しく築きなおすこと、更には、マツモト写真を守っていかなくてはいけないこと・・・、それに絡まる様々なことを考えて、とにかく不安になっていた日々でした。今でもロシア大使館を睨み付けながら、雨の夜、携帯で足利にいる二代目と将来について話し合いながら、そんな不安を押し殺していたのを、鮮明に覚えています(私の勤め先がロシア大使館の前だった)。

 

歴史に『もしも』はないけれど、「あのとき、もし・・・」と考えてしまいます。今はとりあえず、あの雨の夜、「もう足利でやるって覚悟決めよう!」と言い合ったことが間違いではなかったと思える日がきて良かったな、という感じです。


婚約写真

2011-10-01 10:50:33 | マツモト写真

合唱団の練習は、色々と楽しいことが満載なのですが(まぁ、だからみんな時間をやりくりして、毎週毎週集まってくるわけですよ)、練習のあと、駐車場とかで妙に盛り上がるトークも楽しみのひとつ。昨夜は、ガールズ・トーク王道でざっと30分ほど。若い友だちが出来ると、話題も若くなって、ちょっと楽しいね(最近、同級生で集まると、つい介護とか老後のハナシとかしてしまう・・・)。ま、昨日は、結婚生活と自分の生活を、見事なまでに120%充実させている私より若干先輩の方がトークの大将だったので、学んだりもしつつ。

 

年中、撮影で結婚式の場に居合わせている割に、自分の結婚当初に思いを馳せることも少なくなっていました。でも今回、身近に「プロポーズ」とか、「婚約指輪」とかっていうキーワードが聞こえてくると、ふっと思い出したりします。昨夜も、「婚約かぁ。いい響きだなぁ。」なんて、考えていて、ある一枚の写真を思い出しました。

 

私たちが婚約したころ(平成8年、1996年です)って、メールはまだ普及してませんでした。だから、「婚約したよ」と知らせる術として、直接会って言うか、郵便か電話しか方法がありませんでした。で、一人一人に連絡する大変さを考えあぐねた結果、『暑中お見舞い』という形をとりました。それが、この写真です(誰だ!「若女将、若~い!」と言ったのは!)。結婚式をはじめ、その後様々なツーショット写真を撮ったけど、この写真ほど、私たち二人の関係を見事に表した写真はありません。とても気に入ってるんだ。

 

婚約写真。別に写真館で撮る必要ないです。二人で、「コレ、婚約写真にしようね。」と意識して是非一枚撮影してください。オススメです。

 

・・・あ、写真館でちゃんと撮ろうと思ったあなた!マツモト写真でご予約承ります!