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私の人生の中で、一番惹かれた政治家は「小沢一郎」だ。
『「故・田中角栄元首相」の秘蔵っ子の最後の一人』といっても良いでしょう。
田中角栄が法務次官かなんかになった時に「小六法」を全て暗記して、
公共工事、特に新幹線、高速道路網の整備をしたり、
未だに「議員立法」の数ではトップだ。
小沢一郎は大蔵省・今の財務省に未だに顔が利くし、外国とのパイプもある。
東西問わずに。
ただ、田中角栄と比較してなにが違うのか?
それは「根回し」と「カリスマ性」だ。
先日の参議院選挙前に小沢一郎は「俺はもう一度政権交代、政治改革をやるつもりだ」
と言ったと事だ。
同期の議員が死亡や政界引退しているのに小沢一郎は意気軒昂だ。
逆に言えば、今の衆議院・参議院に「小沢一郎」を凌駕する政治家がいないということだ。
奥様向けには、あまりいい顔でないし、ご本人も表舞台に立つつもりはないだろう。
彼が一番光っていたのは、「自民党幹事長時代」だろう。
党の運営や内閣への意見まで言えるし、小沢一郎くらいの「豪腕」だと、
小沢一郎幹事長の力をバックに首相の首の据え変えも思いのままだろう。
実際にそれを民主党時代にやっていた。
ただ、失敗だったのは「盟友・羽田孜」を本人の意思があまりにも強くて
順番的に早めに首相に登板させたことだろう。
田中角栄が記者に対して、首相にさせるとしたら・・・
と、言う問に『平時の羽田、乱世の梶山、大乱世の小沢』と言うとおりに
田中角栄は「田中学校(派閥として)」で育ててきた優秀な政治家を鼓舞してきたのだろう。
今の政治はどうだろうか?
良くも悪くも、政治家の結束力は弱いし、
同じ党でありながら、今回の『東京都知事選』での自民党のように
今では平気で自民党本部と東京都自民党で別々な候補者を上げたり、
時局を読まずに自民党の推薦を見送ったりしている。
昔の自民党ではなかった。
まぁ、「55年体制」があって、都知事選と言えば『共産党VS自民党』という
テレビ番組としても構成しやすい内容だったが、
今は投票する側が迷ってしまうように乱立している。
これは国会での自民党や野党に責任があると思っています。
「プロ政治家」が少なくなりました。
トホホ・・・
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