6/3、私の小樽での目的は、陶芸や考古学的(特に手宮洞窟)施設を見学することです。まずは、小樽総合博物館運河館から見学開始です。
左側のアーチ状の入口から運河館に入ります。
この運河館は、第一展示室と第二展示室に分かれています。この建物は明治26年に建てられた旧小樽倉庫を利用されているとのこと。本館は平成19年まで、市の博物館として開館していましたが、小樽市総合博物館の開館に合わせその分館となりました。
第一展示室
小樽は、アイヌの長い歴史の後、江戸時代後半に始まるニシン漁と明治以降の港湾整備によって発展したマチです。明治~大正にかけては北海道の玄関として、また道内一の経済都市として発展しました。中でも、小樽運河はその繁栄を象徴する存在です。
手宮洞窟壁画彫刻~レプリカですが~
第一展示室では、 アイヌ時代から近代までの小樽のあゆみが紹介されています。北海道と本州を結んだ北前船に関する資料、ニシン漁業に関する資料、小樽の変遷を記録した古写真と古地図などがあります。また、小樽が最も華やかだった大正時代の街並みも復元されています。