11/6、Sさんの家のブドウの秋剪定に行きました。Sさんの家の剪定は2回目で、きっかけは、友人のEさんとの関わりです。初回は2019年秋の4年前。コロナ禍の期間は中断していました。Eさんを通して、美味しいブドウをたくさん収穫しているようでした。過日、「剪定方法がわからなく伸び放題、なり放題になっているので見てやってほしい」、との依頼があったので快諾していました。
Sさんのブドウはキャンベル
Eさんと待ち合わせて、Sさん宅に午前10時着。天気予報通り、気温が低く、風のある天気でたくさん着込んでも寒さを感じるほどです。剪定は、若木の樹勢が強いのが2本と小ぶりのものが2本計4本です。Sさんも加わり、3人で作業開始です。剪定後、枝を整理してくれる人がいるのは助かります。できるだけ、Sさんが自助努力でブドウを管理できるよう実演しながら剪定していきました。
Myブドウ剪定グッツ~4点セット
※ 「トップジン」は太い枝を切断した後に塗ります
ブドウは「頂芽優勢」という特性があるため、先端部が特に成長します。このことは、栄養が先端の方に優先的に行き、途中の葉や実の部分に栄養があまり行かなくなる現象です。また、芽飛びといって根に近い部分や途中で、芽が出ないことも。ブドウを美味しく、房を大きく、たくさんならすためにも、この剪定作業は必須です。これをやらないと、伸び放題、なり放題になります。
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剪定後の様子~今年からなりだした若木の例
※ この木は、短梢栽培という方法で育てていますが、基本は同じ
時折小雪が舞う時間帯でしたが、冬に外仕事をするときのことを想定しているので大丈夫でした。作業時間は1時間半ほど。Sさんは、ブドウの根元に防草シートを敷くことを考えているとのこと。畑のスペースも十分あるので、いいアイディアです。Sさん;[春の芽かきの方法や伸びた枝の処理がまだよくわからない」というので、そのころ来て一緒にやってみることにしました。