一日一トライ~”その記憶の記録”

陶芸を主に、自分の趣味や興味関心事、日々のNewsや出来事などを記憶のあるうちに記録しています。

Ⓕ‐59.11月の庭の花de生け花(4/5)~市販の「生け花用花器」に 11/7

2024-03-21 09:00:00 | Ⓕ身近な素材de生花
 日に日に秋も深まってくると、庭の草花を刈りとるリミットが近づいています。雪がないうちはそっとおいときたいし、雪が降って根雪になれば雪の下敷きにー。

 庭には、ノギクラベンダー、そして赤い花のスイセンノウ数は少ないですが、寒い中花をつけています。 「よし、この花を使って生けてみよう!」との意欲が。  ブラックベリー紅葉した葉も使い、”晩秋の雰囲気”が出るような花をーと。花器は、市販の「生け花用花器」を使うことにしました。



~花 材~ 


  ノギク~キク科キク属


 スイセンノウ(酔仙翁)~ナデシコ科 センノウ属 


 ラベンダー~シソ科 ラヴァンドラ属


ブラックベリーの葉~バラ科 キイチゴ属



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=こんな感じに(^^♪=

 
正面から

 
庭に向かってー

 
左側面から

  
右側面から

 
壁面を背景にー



~花 器~


市販の生け花用花器      H13.5、11.0×12.0

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Ⓕ‐58.11月の庭の花de生け花(3/5)~「色絵具方形花器」に  11/6★

2024-03-20 09:00:00 | Ⓕ身近な素材de生花
 11/6。旭川は天気予報通り”初雪”(↑6.6℃/0.9℃↓)の朝を迎えた日です。少しの積雪なら、花たちは霜が降りるよりダメージはありません。赤紫や黄色のアルストロメリアと白いシュウメイギクはまだ健在で す。寒さのため花びらが徐々に傷んできていますが、まだ花が咲いています。 午前中、この2種類をメインに、紅葉したヒペリカムまだ少し咲いているガウラを使ってお花を生けることにしました。花器は、My「色絵具方形花器」を使うことにー。

~花 材~ 


  アリストロメリア~ユリズイセン科 アリストロメリア属
 

 シュウメイギク~キンポウゲ科 イチリンソウ属

 
 ヒペリカム~オトギリソウ科 オトギリソウ属


 ガウラ~アカバナ科 マツヨイグサ属



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=こんな感じに(^^♪= 

 
正面から 


庭に向かってー


左側面から


 右側面から


壁面前に置くとー



~花 器~

 
色絵具方形花器        H32.5、11.0×18.5

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Ⓕ‐57.11月の庭の花de生け花(2/5)~「織部風模様丸壺」に  11/3★

2024-03-19 09:00:00 | Ⓕ身近な素材de生花
 今咲いている花は、今まで使った花ばかりですが、ゼニアオイ本、スイセンノウ2本、チェリーセージ5本、キバナハルシャギク10本です。そして、 ある程度咲いている花は、ノギクホトトギ。花の数は少ないですが、コンメモミジの葉等も使って、「織部風模様丸壺」に生けることにしました。

~花 材~

 
 ゼニアオイ~アオイ科 ゼニアオイ属


 
 ノギク~キク科 キク属


 スイセンノウ(酔仙翁)~ナデシコ科 センノウ属


 キバナハルシャギク~キク科 ハルシャギク属


 チェリーセージ~シソ科 アカギリ属


 モミジ~カエデ科 カエデ属


 ホトトギス~ユリ科 ホトトギス属


コンメの葉~バラ科 サクラ属



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=こんな感じに(^^♪=  


正面=庭から見ると

 
庭に向かって

 
左側から


右側から
 

壁面の前に置くとー 


~花 器~




織部風模様丸壺    H18.2、径;口8.9/胴24.0

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Ⓕ‐56.11月の庭の花de生け花(1/5)~「細長伊羅保釉釉花器」に 11/1

2024-03-18 09:00:00 | Ⓕ身近な素材de生花
 11/1。霜ニモ負ケズ!、雪ニモ負ケズ!、現在咲き続けているのは、シュウメイギククアルストロメリアチェリーセージなどです。午後から、これらの花や葉を使って「細長伊羅保釉釉花器」に生けてみることにしました。

~花 材~


 シモツケ~バラ科 シモツケ属


 チェリーセージ~シソ科 アキギリ属


 アリストロメリア~ユリズイセン科 アルストロメリア属


 シュウメイギク~キンポウゲ科 イチリンソウ属


 サフィニア~ナス科 バネアサガオ属
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=こんな感じに(^^♪=


正面から 


庭に向かって


左側面から


右側面から 


~花 器~




細長伊羅保釉花器    H10.5、13.0×38.1

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Ⓗ-7.ヒマワリの種子の栄養素は⁉ 🌻

2024-03-17 09:00:00 | Ⓗ‐健康・長寿~情報編

 昨年のこと。あまり変化のない庭での大きな出来事の一つに、ウクライナ応援ヒマワリにエゾリスが来て、5本中背の高い1本だけを残し、熟している部分を食べていきました。調べてみますと、リスの好物のヒマワリ、クルミ、ドングリの中で、ヒマワリの種子には人間にとってもいい栄養素が含まれていることがわかりましたので、シェアします。

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ヒマワリの種子に含む栄養素

 ヒマワリの種には、ビタミンEが含まれていて、血管拡張を促し、血流を健全に保つ働きがあること。また、強い抗酸化作用を持ち悪玉(LDL)コレステロールを減少させ、動脈硬化を予防する働きがあるとのことです。


2023年に収穫したヒマワリのタネ

 一方、銅やセレンといったミネラルが多いのも特徴です。には、鉄を運搬する活性酸素を除去する、骨の形成を助けるなど、様々な役割があります。なお、セレンは、ビタミンE同様抗酸化作用を持つ栄養素でも。


生活習慣病の予防効果などに大いに期待できそうです。
  Let's eat!
   
 このウクライナ応援ヒマワリは、”健康応援ヒマワリ”でも。
リスは、こんなに体にイイものを食べているんですね!

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🅿-100.下絵具かしわ文様長皿   8点

2024-03-16 07:00:00 | 🅿My陶芸作品/手法

 自作の石膏型から型起こしした素地にゴスで骨描きし、カシワを下絵具で描いたものです。粘土は半磁器粘土、タタラ厚は5mm、釉薬は土灰釉、焼成は酸化焼成です。



 ①下絵具長角皿         高1.5、15×13


 ②下絵具長角皿         高1.5、15×13


 ③下絵具長角皿         高1.5、15×13


 ④下絵具長角皿         高1.5、15×13


 ⑤下絵具長角皿         高1.5、15×13


 ⑥下絵具長角皿         高1.5、15×13


 ⑦下絵具長角皿         高1.5、15×13


 ⑧下絵具長角皿         高1.5、15×13

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🅿-99.ゴス各種文様向付   7点

2024-03-15 07:00:00 | 🅿My陶芸作品/手法

 これらは、ブレンドした粘土をロクロでひいたものです。高台を削った後、スポンジで化粧土を付け、素焼きしました。その後、コンプレッサーで素焼き用化粧土をかけ、再度素焼き。素地は凹凸がありますが、ゴスで外側や内側に文様を描きました。釉薬は3号透明釉、焼成は電気窯による酸化焼成(1250℃)です。



 ①ゴス文様向付        高6.2、径12.7


 ②ゴス文様向付        高6.2、径12.7


 ③ゴス文様向付        高6.2、径12.7


 ④ゴス文様向付        高6.2、径12.7


 ⑤ゴス文様向付        高6.2、径12.7


 ⑥ゴス文様向付        高6.2、径12.7


 ⑦ゴス文様向付        高6.2、径12.7


2度目に素焼き用化粧土をコンプレッサーで掛けたのは、スポンジでは凹凸が多く、絵付けが難しいのでその穴埋めです。結果的に、筆の滑りはいいのですが、2度手間ということと化粧土が多く掛ったところにめくれる現象が表れたものもありました。

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🅿-98.ゴス下絵付花文様あゆ皿  10点

2024-03-14 07:00:00 | 🅿My陶芸作品/手法

 既製品のあゆ皿の石膏型から型起こしした素地に、デフォルメした花をゴスで描いてみました。粘土は上信楽粘土、タタラ厚5mm、釉薬は3号釉、焼成は電気窯による酸化焼成です。



 ①ゴス花文様あゆ皿高      高1.1、10.5×25


 ②ゴス花文様あゆ皿       高1.1、10.5×25


 ③ゴス花文様あゆ皿       高1.1、10.5×25


 ④ゴス花文様あゆ皿       高1.1、10.5×25


 ⑤ゴス花文様あゆ皿       高1.1、10.5×25


 ⑥ ゴス花文様あゆ皿       高1.1、10.5×25


 ⑦ゴス花文様あゆ皿        高1.1、10.5×25


 ⑧ゴス花文様あゆ皿        高1.1、10.5×25  


 ⑨ゴス花文様あゆ皿        高1.1、10.5×25


 ⑩ゴス花文様あゆ皿        高1.1、10.5×25


食器は、一般的に薄くて軽い方が使い勝手がいいと思います。しかし、薄いとその粘土の性質により変形する場合があります。このあゆ皿も接地面積が広いこともありその傾向があります。

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🅿-97.コーヒーcupのメンテナンス

2024-03-13 07:00:00 | 🅿My陶芸作品/手法

 あるカフェのオーナーから、「お気に入りの粉引きのコーヒーカップが欠けたので、修理できないものなのだろうか!?」、と。

 「粉引き」とは、一般に赤土で形成した器に白い化粧土を掛け乾燥後、素焼きしたものに石灰透明釉を掛け、還元焼成したものです。この場合、釉薬とウツワの間に化粧土を掛けていますので、どうしても水分を含んでいくとモロくなる傾向があります。





 外見的には大きな欠けた部分は見あたりませんが、
よく見るとー。


~メンテ箇所とメンテの方法~

❶ 口の部分(2箇所)➡化粧土を塗り+3号釉を塗ります




 ➊の修正後


②取っ手の部分➡化粧土を塗り+3号釉を塗ります




 ❸の修正後


➂ 高台の欠け➡サンドペーパーで削ります➡焼成で元の色に




 ➂の修正後


❹ 底のひび割れ➡3号釉を塗ります




 ❹の修正後



透明釉を掛けたところです

 


本焼きした結果はー




メンテ完了!です。


ーということで、粉引きの場合、案外簡単になおすことができます。本体にヒビの入ったものや破損したものは、昔から「金つぎ」という方法がありますが、若干面倒です。

 粉引き(一般の陶器でも)の場合、水の中に長時間浸けると、モロクなりやすいので扱い方に注意しなければなりません。また、陶器と陶器が軽くぶつかっても欠けやすいので慎重にー。
 

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🅿-96.スペイン型大皿の型起こしの手法

2024-03-12 09:00:00 | 🅿My陶芸作品/手法
 スペイン型大皿の型起こしの手法です。タタラ機で作成したタタラ厚は6mm、付け高台の重さ80g、長さ50cmとしました。これは型に張り付けた粘土の外に出た部分を弓でカットする作り方です。

(1)準 備 


石膏型、型紙、タタラ板(5㎜)、羽子板、デンプン粉、蚊帳
布、タンポ、秤、定規、剣先、ぞうきん、ポリバケツなど


(2)タタラ板を作成し型起こし


➀型紙に合わせてカットします。


②合理的にとると1枚のタタラ板から、3枚分取れます


③石膏型にデンプン粉をつけます


④タタラ板をこのように持ち上げます


⑤静かに石膏型の中央にのせます


  ⑥親指でカットした部分を均等に押しつけます   


⑦更にタタラ板で軽く内側に向けて叩きます


⑧次にタンポで凹凸のあるところから均一に叩きます


⑨弓をピンと張り石膏型に当てて切ります


⑩カットした粘土を取ります


⑪切り口を更にタンポでやや強く叩き締めます


⑫蚊帳布をのせ蚊帳目が着くぐらいタンポで叩きます


⑬最後に底の部分を羽子板で軽く叩きます


(3)付け高台作り  


①まず同じ粘土を80g計ります 


②それを50cmほどのひも状にします


③電動ロクロの上に石膏型をのせます


  ④中心をとった後ドベで円を描きます


⑤ヒモをリング状にしドベに抑えつけながら付けます


⑥ヒモの上にドベや水で濡らします


⑦ロクロの回転力を使って高台を立ち上げます


⑧仕上げはシカ皮やスポンジを使って整えます


⑩ロクロの回転を使って水筆で小さな輪をかきます


⑪その輪の中心に押印します

 
⑫ドライヤーで水分を飛ばします


⑬底にべニア板をのせ板毎ひっくり返します


⑭離れない時は息を吹き込むかコンプレッサーで外します

  
⑮トースカンを3.6cmの高さにします


⑯少し乾いてから立ちあがりを一定に調整します

以上で完成です。途中トラブルなく手早くやれば1個作成するのに15分以内でできます。しかし、急ぐとキレが生じたり、変形、底のヘタリができたりするので要注意です。この後、発泡スチロールの箱に入れゆっくり乾燥させます。

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