大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2024年7月27日の活動報告 開放最終日に向かって

2024-07-27 19:40:38 | 日記
今日は臨時の活動日です。明日28日日曜日は、今年最後のハス見本園の開放日です。今日も朝から猛暑。道を歩いていても、道路からの照り返しがきついです。

この暑さの中、見本園のハスたちが、今年一番と言っていいぐらいによく咲いていました。もったいないのでご覧に入れましょう。
正門入ってすぐの修景池。前回まだ蕾があるとレポートしましたが、今日はなんと5輪も咲いています。明日ご来場くださる皆さまにも、ご覧いただけますね。


いつものように圃場の左から右へ。東屋の上から撮りました。


C列の大賀ハスです。明日も見られると思います。その左側はミセススローカム。元気に複数の花を咲かせていますね。
B列に3マス並んだ大賀ハスも咲いています。こちらもあと一つ蕾があります。


B列の一天四海。縁に模様があります。


A列のベトナム(桃)と立田蓮

廬山白蓮と西湖紅蓮

蜀江蓮です

廬山白蓮のアップです


E列の様子です。手前の白い剣舞蓮が今年はたくさん咲きました。


金蘂蓮(きんずいれん)です 


艶陽天です。濃い赤の色が印象的で、名前の通り艶やかな花ですね。

今日の朝10時の東屋の気温は33度。明日もこのような猛暑が予想されています。ご来場くださる皆さま、くれぐれも熱中症対策をお忘れなく。朝6時から10時まで開園します。大勢の皆さまのご来場をお待ちしています。

活動報告は以上です。
(担当: えむ)

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024年7月21日 検見川のハス見本園の解放 3日目

2024-07-24 15:51:21 | 日記
今日は気温35度のなか、検見川のハス見本園が解放されました! 入口の門ではボランティアの誘導係が皆様をお迎えします。


パネルコーナーでは、1時間おきに蓮ガイドツアーがスタートします。


ガイドツアーでは、なぜ大賀一郎博士が検見川に古代蓮の実があると思ったのか? 大賀蓮の発掘のドラマ、蓮の生態などが説明されます。


ガイドと一緒にハス見本園をめぐると、大賀蓮だけでなく世界のハスの特徴や楽しみ方に触れることができます。


千弁蓮(せんべんれん)には1000枚から4000枚の花弁があります。下の写真は、千弁蓮の蕾です。

開花した千弁蓮です。支柱がないと花の重みで下を向いてしまいます。雨に濡れると花弁が黒ずんでいきますが、花びらは散ることがなく、そのままの状態で枯れていきます。


知里の曙(ちりのあけぼの)は、2000年にこの東大旧緑地植物実験所でつくられた品種で、即非蓮♂とヴァージニア♀の交配から生まれました。


一天四海(いってんしかい)という日本の伝承種です。大型の一重で、花弁に紫紅色の斑がある珍しい品種です。

多くの来場者がこの紅色の八重の美しい蓮に集まっていました。


蓮の葉シャワーが夏の暑さをしばし忘れさせてくれます。シャボン玉と水飛沫が涼しげです。

このリンクから蓮の葉シャワーの動画(@instagram)を見ることができます。

今年はかき氷も提供しております!


3日目の開放日にも多くの来場者にお越しいただき、誠にありがとうございました。7月28日が最終日となります。


報告は以上です。
(担当: れい)

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024年7月20日の活動報告 近隣の郵便局にハスの鉢を飾りました

2024-07-20 19:40:43 | 日記
先週は地元千葉市花見川区の花園地区観蓮会で、2日続けてハス見本園を一般開放しました。その後初めてのボランティア活動日です。けさ8時30分ごろのハス見本園の気温は、東屋の温度計で30度でした。その中で、ハスたちは元気に花を咲かせています。
今日の作業は、明日の一般開放に向けて、通路の草刈り後の処理、肥料やり、水やり、そして郵便局にハスの鉢を届けに行くことです。

花見川区内の郵便局の局長会の皆さんは、ボランティア活動にもご協力くださっています。今年は遅くなりましたが、今日やっと近隣4か所の郵便局にハスの鉢を飾らせていただきました。花園郵便局、花見川区役所前郵便局、幕張北口郵便局、幕張郵便局です。(なお、翌7月21日の一般開放が終わった後、5つ目の朝日が丘郵便局にも一鉢ハスをお届けしました。=追記)



今日の修景池。正門入ってすぐの池ですが、大賀ハスが植わっています。すでに今年は2,3本花がさいたのですが、まだまだ蕾がたくさん出ていました。


ハス見本園の今朝の様子です。






















明日も朝6時開園でハスをご覧いただけます。大勢の皆さまのお越しをお待ちしています。ただ、くれぐれも熱中症対策はお忘れなきようにお願いいたします。

活動報告は以上です。
(担当: えむ)



コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024年7月13日 観蓮会2024が開催されました!

2024-07-17 17:46:50 | 日記
気温30℃の薄曇りの空のもとで観蓮会2024が開催されました! 前日は雨だったのでお天気が心配でしたが、雨も止んで非常に多くの来場者で賑わいました。

世界から集められた100種以上の蓮たちは、この日のために大切に育てられてきました。昨年の初日より華やかな見本園の様子にしきりに写真を撮る来場者の姿も。

会場では蓮の葉シャワーが大人気でした!


蓮の葉の端を切って葉柄にホースをつなぐと、水がピューッと勢いよく出てきて涼を楽しむことができます。


大きな蓮の葉ならではの楽しみ方ですね。葉脈から水が出てくるのを子供たちが不思議そうに見ていました。近くではボランティアT氏がシャボン玉を吹きながら説明をします。

蓮の上にカマキリがいました! ハス見本園には多くの生きものが住んでいます。ここには検見川の里山の風景が残っています。

(ボランティアO氏撮影)

絶滅危惧種のチョウトンボが今年も元気に飛び回っています。翅の背面は光の加減によって青緑色に輝いて美しいです。

(ボランティアO氏撮影)

大賀蓮の妖精・ちはなちゃんが来てくれています! いつ見てもかわいいですね。

(ボランティアO氏撮影)

蓮の花には、花粉を食べに蜂が集まります。ちなみに蓮は蜜を出さないので、蝶は寄ってきません。

(ボランティアO氏撮影)

これだけの豊かな自然環境のなか、多くの蓮の種類が一堂に並ぶのは珍しく、ここは蓮の生態を知るには絶好の場所です。今日はハス守りさんによる「蓮ガイドツアー」が4回行われました。


地域の夏のイベントである「花園ハス祭り」の初日が観蓮会です。式典に駆けつけてくださった皆様にも盛り上げていただきました。

本日は暑いなか、検見川のハス品種見本園にお越しいただいた皆様にお礼申し上げます。


「大賀ハスのふるさとの会」をはじめ、地元の自治会、郵便局、ボーイスカウトなどのボランティアが一丸となって皆様をお迎えする一大イベント、楽しんでいただけたら幸いです。


引き続き、あと3日間の開放日がございます! 7月14日、21日、28日の午前6時から10時までの開門となります。美しい蓮たちとお待ちしております。

報告は以上です。
(担当: れい)
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024年7月6日 観蓮会、ハス品種見本園一般解放の最終準備

2024-07-08 13:58:33 | 日記
今日は38℃のジリジリ暑い晴れ日でした。いよいよ来週の7月13日から、観蓮会およびハス見本園の開放が行われます! その準備としてテントを張ったり、パネルの点検、蓮のネームプレートの取り換え作業などに取り掛かりました。

テント張りは大人数での力作業ですので、ケガをしないように慎重に行います。

来場者をお迎えするための環境整備も余念がありません。今日も下草を刈りました。

検見川のハス品種見本園には100種以上の蓮が並びます。壊れたネームプレートを取り替えています。新しいものには蓮の読み仮名と栽培された国を明記することにしました。

汚れたネームプレートは洗います。

百花繚乱の蓮の見本園を少しご紹介しましょう! 下の写真は普者黒白蓮(ふじゃへびゃくれん)です。

千枚もの花弁をつける千弁蓮(せんべんれん)です。今年はいっぱい咲きそうです。


紅領巾(こうりょうきん)です。


杏花春雨です。


白千葉(はくせんよう)です。


一週間後の観蓮会には、いっそう美しく咲き誇りそうです。


皆様のご来場を「大賀ハスのふるさとの会」のボランティア一同、お待ちしております!
今年の開放日は、7月13日、14日、21日、28日となります。開放日のお間違えのないようご注意くださいませ。

報告は以上です。

(担当: れい)
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする