今日は気温5℃のすっきりしない曇り空のもとでの活動となりました。ハス品種見本園ではコンクリートのマスの補修を行い、さらに椿の回廊のまわりを整備しました。
見本園の奥では、ほころびはじめたピンクと白の梅が春の訪れを告げていました。


大賀ハスのふるさとの会がハス品種見本園の管理を引き継いで10年。コンクリートのマスが崩れている箇所をセメントで補修することになりました。

まずは水を抜きます。今までは、空いた穴に応急処置としてワインのコルクを差し込んでいました。(下の写真の手前右を御覧ください)

ボロボロに崩れたセメントの部分をハンマーで叩き落とし、きれいに苔や土を取り除きます。

以前に補修した部分が再び崩れてきた箇所もありました。

ハスたちが冬眠中のこの時期にしかできない、水漏れ防止対策です。

近いうちに、奥に設けた睡蓮のマスも植え替えることになりました。現在の作業前の写真です。

コウホネを一緒に植えていたのですが、睡蓮を圧倒してきたので除去します。

椿の回廊の掃除を行いました。枯葉や落ちた枝を集めます。

風が通りやすく陽が差し込むようにします。

森の下草を刈ることによって、蛇や蜂などの危険も察知しやすくなりますように。

見上げると、加茂本阿弥(かもほんなみ)という一重の白色の椿が咲いていました。

森のなかでは、フキノトウが!

ムクロジの実です。羽根つきの羽根の黒い玉として使われていたそうです。ひとつ剥いてみると、ベタベタとした果実の中からは固く黒い実が出てきました!

センダンの実もいっぱい落ちていました。

見本園の奥では、山茶花がきれいに咲いていました。

八重の椿は、まだつぼみがあります。

晴れ男さんのおかげで雨は降らず、今日も快適に作業がすすみました。
今日の活動報告は以上です。
(担当: れい)