7月初めての活動日です。気温は24度ほど。わりに過ごしやすい気温です。前日から雨が続き、早朝も雨脚がかなり強い時がありました。天気予報では今日も一日雨が降ったりやんだりだったのですが、集合時間の朝9時になると、何やら雲が動いて薄日が差してきました。
今日は一般公開に向けて、見学通路の確認、パネルの設置、テント張り、記帳台準備、担当者の割り振りなどをする予定でした。ただ前夜の雨で水たまりもできているなど足元がよくなかったので、パネルやテント張りなど、後日に回した作業もありました。
現在、73のピット(マス)で花が咲いているという報告がありました。一般公開の11日にはよく咲きそうだということです。その他、しらさぎ公園(前回6月30日のブログ記事をご参照ください)や東京大学検見川総合運動場(東大グランド)の池(緑地実験所正門の信号のそば)でもハスがよく咲いているとの報告でした。
梅雨で雨が多く、マスの中には藻がたくさん増えていました。ハスにはよくないので、藻と浮草を取る作業をしました。奥の方は手が届かないので、手前に見えるようなアルミの板を斜めに渡して、その上を気を付けながら歩いて、移動していきます。
網や熊手を使って取り上げた藻や浮草は、底に穴を開けて水が抜けるようにしたバケツや運搬用の一輪車(ねこ車)でゴミ捨て場に運びます。
昨年咲いた花の果托が敷地内の温室跡に干してあります。それを一般公開の際に販売することになり、数本ずつ束ねる作業もしました。ハスの茎にはトゲがあり痛いので、気を付けながら作業をします。
ハスの花は相変わらずよく咲いていました。すでに咲き終わったものと蕾とが同居しているマスが多いです。左から「巨椋の曙」「巨椋の瑞光」「巨椋の炎」が並んでいるところです。それぞれ蕾もしっかりと立っていますね。
カスピカムです。
紅領巾です。花弁が細長く独特の趣があります。
下は美中紅です。
名札とともに。「チェンマイ」と「天高雲淡」です。
毎葉蓮です。花が二つ重なっています。立派な果托と、大きな蕾も見られます。
西光寺白蓮です。きれいな白い花です。
場内の通路わきに紫陽花の挿し木をしました。昨年から挿し穂を育て、それを植えこみました。なんと1本からすでに花が咲いていました。挿し穂に花芽がついていたのでしょうか。
帰りがけに見ると、修景池はすでに花が咲き終わっていました。またその横の道には、前夜の強風と雨で、かなりのイチョウの実(銀杏!)が落ちていました。秋には数本のイチョウ並木が黄葉してとてもきれいな坂道になる場所です。
本日の活動報告は以上です。
(担当: えむ)
おまけ: 東京大学緑地実験場正門がある交差点の反対側(グランド側)を歩道から覗いてみてください。ここの池にも大賀ハスがたくさん咲いています。蕾もたくさんあるので、これからが楽しみですね。